羽田空港を飛び立った全日空102便は、一路ワシントンDCを目指して飛行開始。

少しの揺れがあったものの、おおむね順調な旅になった。
食事もがんばってまずまずのものを出してくれるし。

アカンのは座席だった。
しょせんエコノミークラスだから辛いのは当然なんだけどさ、東京ーワシントンDCの飛行時間は12~14時間。全日空の路線のうち有数の長さを乗り切るには、それなりの体力と気力が必要です。
わたしはこの路線をアメリカに移住した09年いらい数えきれないほど利用してきたが、だんだんとしんどい思いをするようになってきた。
とくに今回のように、ビエンチャン-バンコク-東京(合計7時間)と乗り継いできてからのDC行きは辛さもひとしお。
背もたれがせめてあと5度たおれてくれたら・・・
ろくに眠れやしない座席でもぞもぞ。足腰と背中と首の痛みをなんとかごまかそうとしたが、どうにもならん。今回はほぼゼロ睡眠でした。
このときわたしの頭に「乗客虐待」というワードが浮かんだ(笑)
現行の国際線エコノミー席のリクライニングは13〜20度だというが、そんなもんでは人間らしい時間を過ごすことは不可能。
体と心の健康を大きく損なってしまう。
これは虐待です。
だから世界各国の政府はエコノミークラスであってもリクライニング30度を義務付ける法律、いわゆる乗客虐待禁止法を制定すべし。
みなさん、安いんだからしょうがないと思い込んでいるのは、航空会社にそう仕向けられているからじゃありませんか?
安さばかりに目が行って、こんな虐待を当然のことと受け入れるのは止めにしましょう。わたしたちには守るべき尊厳があります。
リクライニングが深くなるぶん座席は減り、そのぶんちょびっと運賃は上がるが、それでもいいじゃありませんか。
機内食は現在のようにがんばってくれなくてもよくて、サンドイッチやおにぎりで安くあげるようにすれば、機内の人件費をふくめて圧縮できるかもしれない。しょせんエコノミーの食事なんだから、夢を抱くのはもう止めにして、リクライニング30度の実利をとりに行きましょうよ・・・
世界を変える妄想にひたりながら、ガッチガチの腰を伸ばし、ふくらはぎに必死に手を伸ばしてマッサージをこころみる貨物いやエコノミー民であった。
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