庭師のTさんが「休ませてくれ」といってきた。バイクで走行中、動物が飛び出してきたため落車し、肩を負傷したという。
ラオスでは怪我や病気を理由に仕事を休むときは「証拠写真」を提示することが一般的で、なかには包帯ぐるぐるの遺体安置所みたいな写真を送ってくるひともいるが、今回は穏やかなやつでよかった。
黒いのはレントゲン写真らしいが、詳細は不明。

2日後、Tさんは普段どおりに出勤してきて、重たい芝刈り機を押して働いていた。たいしたことなく済んだのかと思い、様子を尋ねたところ、左肩の骨に小さなヒビが入り、重いものが持ち上げられないという。
いやあんたそんなんで芝刈り機かい?!
Tさんには早々にお引き取りいただき(てかどうやってバイクに乗ってきたのか)、しばらく休んでもらうことにした。
Tさんが去ったあと、彼がかぶっていた笠がバナナに引っ掛けてあった。

このバナナの位置は異常。もともとは手の届かない高さにあったものが、木がボキボキと折れたせいで下がってきてしまった。

奥のほうの房も、2.5メートルほどの高さにあったやつが下がってきてしまった。
この状態でもちゃんと熟すことができるのか、それとも水分や栄養不足で死んでしまうのか、しばらく様子を見てみるしかない。
順調であれば今後数日のうちに色づいてくると思うが、わたしたちはそれを食べることができない。アメリカにいるからだ。
とはいえ本日は経由地バンコクにおり、これから羽田に飛び、さらに一泊してからアメリカに向かう予定。
何しにいくのかって?
妻は仕事だが、わたしはなんにもすることがない。そこに拙者の激烈なる腹立ちの理由がある。
ちっくしょー
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