Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

凹む季節 その2

 

幸いにしてロッキングチェアの修理費を「払ったよ!」と無駄に明るい調子で報告があり、入金が確認できた。

椅子はこれから工場に送られて細かく検査され、新たな問題が見つかった場合、追加の修理費が発生する可能性がある。その請求にゲストが応じなかった場合はこちらの持ち出しになってしまうわけだが、これはもうしょうがない。

そんなふうにゴタゴタしていた週に、別件が降りかかってきた。

オスカーが大怪我をしたと義妹から連絡。藪から棒に窓から庭に飛び降り、フェンスを越えて道路に飛び出したところへクルマが来て衝突。後肢を骨折し、金属プレートを入れなければ一生歩けなくなると言われたそうな。

手術はごく一般的なもので成功率は高いが、費用が問題だった。

1万ドルかかるという。

義妹家は再婚で、双方の連れ子が合わせて4人。お金が出ていく一方の時期であるうえ、義妹が勤める連邦政府のとある役所は以前から給料が止まっており、家計は火の車らしい。

つまり援助を求めての連絡だった。

(うちにだっていろんな事情がある。余裕があると思われても・・・)

という部分はあったし、「そもそも飼い犬の安全対策は」などと申し述べたいこともあるにはあったがグッとこらえ、住宅購入資金を取り崩し、まとまった額を送金した。

4月の休暇にかけるお金をきっちり節約すりゃあほんの僅かでも取り戻せるだろう。

なんて話し合ってたら、民泊清掃業者さんから不幸のメッセージ。寝室のブラインドの羽根が何本か取れかけており、朝日のあたる家にいや朝日がきっちり差し込む部屋なってますよと。

このブラインドは、ゲストが少し荒めに扱うたび僅かずつ損傷し、割れた羽根を粘着テープで応急処置しながらもたせていたが、かなり悪化したらしい。自分がそこにいたらDIYのアイデア炸裂して修繕するかもしれないが、そうもいかない。

潮時だ。

インテリア会社に「1級の遮光カーテンお願いします!」とお願いしたら、数日でオーダーものを入れてくれた。

お代は14万3000円。

投資だとわかっていても、なかなかつらいものがある。

財布が凹む季節に終わりは来るのか。

なお、オスカーの手術は無事に終了。後遺症は出ない見込みだという。

よかった。

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