旅客機がなかなか飛ばない時代が来るかもしれない。
ホルムズ海峡情勢のせいで、ジェット燃料の価格が跳ね上がっている。
2月には1バレル当たり95.95ドルだったのが、3月には197ドルと、2倍近い。
原油の値上がりは1.6倍にすぎなかったのに、なぜジェット燃料は高騰?
湾岸地域の精製施設に稼働不安が生じたうえ、戦闘機が燃料をがぶ飲みするせいで需給が逼迫したらしい。
これはどれくらいヤバイのか。
経済メディアの試算によれば、日本の国内航空大手の場合、この燃料費の高騰による運行コスト増が月間300億円に達する可能性があるという。
そして燃油費がこのまま高止まりを続ければ、収益圧迫どころか最悪の場合、航空機を十分に飛ばせなくなるリスクさえ現実味を帯びてくる。
そんなことになったらインバウンド頼みの民泊なんて軽く吹き飛ばされるね。今のところキャンセルは出ていないが、この先どれくらい予約が入るやら。

一方で日本人の国内旅行熱が突如として高まり、どんどん来ていただける見込みってあるのか。
ちと考えにくいな。
2号店の建設を断念する主な理由は健康問題だったが、前年から肌で感じていた「米リスク」のせいで世界の先行きに希望を持ちにくくなっていたことも大きかった。
リスクがこんな極端なかたちで具現化するとは思っていなかったが、あのときそこはかとない不穏な空気を軽視しなかったことは正解だったかも。
もしもプロジェクトを Go させていたら、今ごろは設計がどんどん進み、主要な木材を得るためのヒノキの伐り出しも始まっていたかもしれない(伐ってからの乾燥に半年~1年かかるので)。
インバウンドはいずれ復活するだろうという意見もあるだろうし、わたしも切にそう願っているが、今後の数年にわたる混乱を経て「構造が変わってしまう」可能性は否定しにくいものがある。
2号店の件は辛い決断だったが、なんつーか偶然ではなかったのかもしれん。
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