クルマもバイクも自転車も歩行者も交通ルールを守らない
電車が着いたら順番も行列もなく早い者勝ちで押し合う
電車内でも会社でも学校でも病院でもタバコを吸ってポイ捨て
隅田川に家庭ごみをバラ撒く
屎尿を海に捨てる

ラオスでもなく、そのほかの発展途上国でもなく、昭和30年代の日本はこうだった。
現代の日本人は、自分たちが大昔から綺麗好きでルールを守るすぐれた民族だと思い込んでいるひとが少なくないと思うが、昭和の中盤までに生まれたひとに限っていえば、それは健忘症だ。
あのころの日本人は、冷や汗かかずしては思い出せないほど「民度」が低かった(生々しい映像はNHKオンデマンドで)。いま半世紀遅れてやってきた途上国のことを笑う資格などまったくありはしないのだ。
だから何をしろというわけではないが、思い上がりには気をつけたい。日露戦争の勝利により世界の一流国だという壮大な思い上がりに乗っかって米英に無謀な戦争を仕掛け、破滅した前歴がわたしたちにはある。
いま日本人が盛んに海外に出かけるだけでなく、海外からも観光や定住のため日本へどんどん来るようなっており、わたしたちは異文化と濃厚に接触する時代を迎えている。そのとき「日本人のほうが優秀」という思い上がりだけはせぬよう、虚心に相手を向き合うことをしなければ、黒々とした禍根のタネをこの国の土壌に植え付けることになるだろう。
・・・なんかここに書くことってこれくらいでいいかなと思えてきた。
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