Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

EVよかバナナでしょ

こないだビエンチャンのタクシーに乗ったら車種が中華EVだったので、値段を尋ねたら1万8000ドルだという。中華EVのうちでも安い価格帯のメーカー(NETA)ではあるが、思いのほか安価。それでもタクシー運転手の収入からすれば目の玉が飛び出る金額には違いないが、ともかくそれで商売が成り立っている様子。

「思ったほど高くないんだね」と声をかけたら運転手さん、頭をかきかきこう言った。

いやあ~、安いのはよかったんですが、メーカーが最近潰れちゃいましてねえ・・・

この2日前、NETA倒産のニュースを目にしていた妻がぐあばっと乗り出してきて、そうそう大変なことになっちゃったわね、心配でしょう?と声をかける。

今すぐどうということはなくとも、ゆくゆくは部品の供給が途絶えるだろうから、何万ドルもする「走らない箱」をかかえたタクシー会社の困惑の深さは想像がつく。

中国政府は、成長が期待できる業界に巨額の補助金をぶっこんで急成長させ、製品を山ほど作らせて世界市場にばらまき、品物がだぶついて価格破壊が起き、他国のメーカーが死に絶えたところで中国企業だけが大儲けする「焼野原戦略」を推し進めてきた。その過程でNETAのような会社がいくつか潰れたとしても、中国躍進のための必要経費にすぎないと考えているはず。

NETAは中国政府の後ろ盾を得てタイに進出、工場を建てて増産体制に入り(中国国内市場では売れ行きが鈍っていたため)、販売においてはタイ政府からの巨額の補助金を得てがんがん売ることになっており、その見返りとして生産量のノルマをNETAは負っていたわけだが、いったいどうすんのかねー。

我が家の庭の生産体制は本気になってきた。

バナナの実はすでに百数十本にのぼっており、隣家が転勤でいなくなった現在、妻の職場までどっさりかついでいく未来が見えてきた。

そして庭師さんが去年植えてくれた若いバナナの樹は・・・

ちびっこい実をつけてるじゃないすか!

ちゃんとしたサイズに育ってくれるかどうかわからないが、楽しみだなあ。

東南アジアの生産力、すごいっす。

蚊やバクテリアが活発なのには困らされるが、ものなりのよい土地はひとが良く、メシもうまく、なかなか快適。そんなラオスから泣く泣く離脱する可能性は減らないどころか増える一方ではあるが、今んとこなんとかやってます。

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