Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

庭師さんの仰天ふところ事情

今年のラオスは雨がだらだらと続き、去年とは別の国かと思うほど。雨量はそれほど変わらないが、途切れなくしょぼしょぼと降り続くせいで地面が乾く間がなく、コンクリートはびっしりと緑色の苔に覆われ、たわしでこすったくらいではビクともしない。

見た目がキショイだけなら我慢もするが、ぬるぬる滑って危険このうえない。そしたら庭師Tさん、どこからか強力なコンプレッサーを持ってきて、高圧水で苔をきれいにぶっ飛ばしてしまった。

さて、わたしたちはTさんについて何も知らないに等しい。彼は英語をまったく解さず、最低限のコミュニケーションはスマホ翻訳で済ませられるが、彼は文字を読むのが苦手らしく、あまりよく伝わっていない思うことが少なくない。そんなわけで天気や家族のことなどについて雑談するチャンスは残念ながら皆無。Tさんに長男が生まれたことを知ってお祝いの品を贈ったくらいが関の山で、彼の暮らしぶりについて何も知らなかった。

最近Tさんについて驚くべきことを耳にした。彼は、わたしたちのほか4軒の顧客を抱えているという。そのうち3軒は妻の同僚で、同じところに固まって住んでいる(これを団地と呼ぶことにする)から、たいへん効率よく働けているらしい。今回の強力コンプレッサーも、団地のなかの誰かの持ち物を融通してきてくれたのだろう。

Tさんの強みは、団地という「面」を押さえていること。普通はアメリカ人が転勤で出入りするたび、前の雇い主を通じて求職し、いわば「点」を探し求めるわけだが、これは不安定。一方でTさんは団地付きの庭師のような立場を築いたから、職にあぶれる心配は少ないだろう。

わたしたちはこれまでTさんのそうした側面を知らず、うち以外にどれくらい仕事があるのか、子供をふたり抱えてちゃんと稼げているのかと心配していたわけだが、なんのなんの彼の月収はおそらく500米ドルに達しているだろう。ラオスの従業員15名以下の企業の平均月収は240ドル。Tさん、今のところ悪くない商売だ。

そのことを知り、心の重荷みたいなものがポロリと取れた。しかも「団地」のほうでは、部屋の電球交換(天井がクソ高いせいでやりたくない)やらちょっとした修繕やらに大活躍しているとかで、それと比べれば我が家での作業内容は相当に控えめだったことが判明。

よぉーし・・・

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