オスカーとの10日間を過ごした。
オスカーと出会ったのはバージニア州アーリントン郡にあるアニマルシェルター。
どこのシェルターもそうだが、収容されているイヌは色と犬種に偏りがある。
大きくて黒い子は、その迫力ある容姿のせいで新しい飼い主が見つかりにくい。ピットブル系の子も難しい。ピットは愛情深くて優れた家族犬になることが多いんだけどね。
連れてって!とアピールする子も、生きることを諦めたような弱々しい視線を送ってくる子も、みんななんとかしてあげたいと思う。
だがウチではそうはいかない。今回の一時帰国のしばらく前から妻がシェルターのサイトで目をつけていたオスカーは、ペニーと同じくらいの小型犬。引っ越しのときキャビンに入れられるぎりぎりのサイズだ。
オスカーの不妊手術などが終わって引き渡し可能になったこの日をめざしてわたしたちは会いに来た。
オスカーが保護されたのは4月末。通常は1~2週間のうちに健康診断・予防接種・不妊手術を済ませて養子縁組が始まるが、オスカーの準備が整ったのは5月末だった。それは左前肢の切断手術があったから。そうなった理由についてはあらためて。
(オスカーについて書くのは自分にとってはまだ早すぎるらしく、苦しくて作業が長続きしないことが判明した。)
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