玄関から駐車場を見渡すカメラが、不審な物体の動きを捉えた。茶色っぽいそれは、レンズ前を右に左に素早く通り過ぎる。清掃管理会社のひとにチェックしてもらったところ、案の定それはハチだった。
とりあえず殺虫剤で追い払ってみるが、それで姿を消してくれるほど甘くはない。以前、玄関まわりに古いハチの巣があるのを見たことがあり、今回もそうだろうと思ったらやっぱり・・・
アシナガバチ? もしもそうならスズメバチほど危険ではないが、お客さんに被害があってはいけないので、たいへん申し訳ないけれども撤去させてもらった。この家の玄関まわりにはハチが営巣したくなる何かがあるのかもしれず、今後もまたハチが寄ってくるかもしれないね。
寄ってくるといえば、トランプ大統領により留学生の受け入れを禁じられたハーバード大学の件。ハーバードの留学生は学生全体の約3割に当たる約6800人が在籍しているが、そのすべてを別の大学に移せという大統領令。
突然の出来事に浮足立っている留学生のもとに、中国政府から連絡が来た。学費・生活費・交通費すべて無料で中国に留学しませんか、手厚く優遇しまっせという誘いだった。世界トップクラスの若者を一網打尽にすれば、どれほど中国の役に立つことになるだろう。
アメリカに空いた穴には中国のハチが群がってきて巣をつくる。かれらは抜け目がない。学術でも経済でも軍事でも外交全般でも、アメリカが粗雑な戦略でオウンゴールをするたび、中国が勢力を伸ばす。今から3~4年後、世界の勢力図は驚くほど塗り替わっていると思う。
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