日本大使館から警告が発せられた。ビエンチャン都心部、観光客が闊歩する繁華街で日本レストランも多い地域で、事件が起きた。
1 事案の概要
5月3日22時30分頃、首都ビエンチャン市内チャオアヌボンスタジアム付近において、日本人女性が配車アプリ(LOCA)でタクシーを呼び、携帯電話で車両の位置情報を確認しながら路上でタクシーを待っていたところ、背後から接近してきたバイクに乗った犯人にショルダーバッグをひったくられ、そのまま引っ張り倒された後、路上に引きずられたもの。
2 同様の被害に遭わないよう、以下の点を心掛けるよう、お願いいたします。
・日中・夜間を問わず、外出中に犯罪被害に遭わないよう注意することが重要であり、犯罪リスクが高まる夜間の移動は特に注意が必要。
・手荷物は、車道から手が届かない反対側に持つなど手荷物の持ち方を工夫する。
・歩行中の携帯電話の操作等を控え、やむを得ず携帯電話を使用する場合は周囲の状況を確認し、警戒を怠らないよう心がける。
・「ラオスは安全、治安が良い」、「自分は大丈夫だろう」という思い込みを排除し、日頃から「自分も狙われる可能性がある」という防犯意識を保持する。
なーるほど。道端でスマホを覗き込んでいると周囲への注意が薄れてアブナイという、世界共通のリスク。
ラオスという国は、政府が強権で国民を抑え込んでいるせいでテロのような過激な犯罪はまずないと思っていいが、コソ泥系の存在を甘く見てはいけない。加えてビエンチャンは街灯の数がとぼしく、首都といえども暗闇が多いから油断ならない。
今回の事件は妻の職場からそう遠くなく、ごくたまのことだがふたりでレストランに繰り出す地域でもあり、裏通りへ一歩入ればかなり暗く人通りも少ないから油断大敵で気を張らないとねとかいいながら今日からしばらくこの街を離れる。
アメリカ行き。めんどくさい事情があってすっぱり飛ぶことはできず、バンコクで1泊、羽田で1泊、3日がかりの旅になる。
それでもアメリカにすんなり入国できればいいが、このご時世にあってわたしは洒落にならないリスクを感じている。
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