Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

かなりめんどくさい

民泊おやじのスケールのちっちぇ愚痴。

高山市は10月から市内での宿泊者に宿泊税を課すことになった。「住んでよし、訪れてよし」の街づくりを一層進めることで、より魅力的な観光地になろうというリクツ。

税収をどのように活かそうとしているのか、説明書はどこまでも抽象的で、またしても取られ損になる心配をぬぐうことができない。

いま高山では、施設の清掃をになうマンパワーが笑っちゃうくらい不足しており、宿泊施設の稼働率の足かせ(列をなして待っているお客さんに部屋を提供しきれない状態)になっている。そこをなんとかするだけでも全体の売り上げがぐっと上がるはずなんだが、そのあたりについて行政が何か言っているのを聞いたことがない。

とにかく宿泊税を徴収せいという話になった。

 【宿泊者1名あたり1泊の税額】

 清掃料金を含む宿泊料   税額

 1万円未満       100円

 1万円以上3万円未満  200円 

 3万円以上       300円 

うちの場合、平均的なケースで1組あたり1200円だから、ゲストにとって驚くほどの負担ではないかもしれない。今だったら8米ドルちょっとだし。

だが集めるのは思いのほかたいへん。Airbnb は徴収してくれない(世界の地域と課税方式しだいでは代理徴収してくれる)ので、自分でやるしかない。

予約ごとに連絡して税額を知らせ、宿泊料に追加するかたちで払っていただくわけだが、今回めんどくさかったのは、宿泊税のことを知らずに10月以降の予約をしていたゲストへの対応。

「後出し」のような税金徴収になってしまったことを詫びて協力をお願い

 → ゲストが支払いを承認する返信をくれる

 → 料金を変更するシステムを使って税額を請求

 → ゲストが了解のクリックすればクレジットカードから引き落とし

 → 税金分の領収証の希望あれば作成して送る

宿泊税の市への納税はもっとめんどくさい。毎月送られている払い込み用紙を持っていって銀行振り込み。ラオスからは通えないんだけどね。

さらには徴収・納入した税の帳簿を作成し、保管する義務。税額について市からのお調べがあったとき、ちゃんと資料を提示できないといろいろ面倒なことになる。

推定で毎月1万円ちょっとの宿泊税を、これだけの手間をかけて集め、せっせと納税することで何が変わるのだろう。おいら同級生に市議会議員がふたりもいるんだけどさ、ぶつくた言いたくなっちゃうよ(笑)

おそらくオリエンタルガーデントカゲ

庭にいたのは初めて目にするトカゲちゃん。めっちゃ臆病なので、ゆーっくり近づいて撮影。この種の生き物をしょっちゅう目にしていると、たいていは可愛らしく思えてくる。可愛くないやつは人間に多い。

ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。

にほんブログ村 海外生活ブログへ

アジア(海外生活・情報)ランキング