1週間あけた家に戻ったら、庭の景色が一変していた。
赤ん坊サイズだったマンゴーはむくむくと巨大化。「髪飾り花」も満開。ドカンと夏が来た感じ。
この自然の生産力は圧倒的ですね。国花チャンパー(プルメリア)は、ほとんど一年中途切れることなく咲いている。
日本の国花である桜は、せいぜい10日か2週間で散ってしまい、わたしたちはその儚さに心寄せる。一方で、けても暮れても景色の変わらない南洋の花は、美しくはあるが見飽きてしまう。
自然の旺盛な生命力は植物だけでなく病原体も同様で、日本や欧米の感覚は通用しない。
ラオスに住むアメリカ人の愛犬が感染症に罹患し、重体となった。ワクチンを投与していればおそらく防げた病気だが、それをしていなかったと聞いて驚いた。
東南アジアの病原体は欧米のそれの3倍強いので対策をしっかりしろと獣医は口を揃えるが、どうやらそのアドバイスを真に受けていなかったらしい。
ペットのからだに負担をかけるからとワクチンを避けたがる飼い主さんは少なくないし、その気持ちには理解できる部分がある。だが、東南アジアを舐めてはいけないということだろう。
ペニーは毎日カバさんとの闘いでからだを鍛え、元気に過ごしている。
なんでこんなにカワユイのかと1号2号、首をひねっている。
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