ついに決定的な証拠をとご対面。
脚のない爬虫類が不得意な方は(パソコンの場合)写真をクリックならさぬように。
庭の片隅に置いてある植木鉢のような器のなかで、ヘビの抜け殻がとぐろを巻いていた。
ビエンチャンは一国の首都とはいえヘビがたくさん住んでおり、毒蛇も少なくない。我が家の敷地は必要な個所に網をめぐらせてヘビをシャットアウトしてあり、実際これまで姿を見かけたことがなかったのだが、ついに来てしまった。
妻が上の写真を ChatGPT に見せて問うたところ、毒蛇の可能性はそれほど高くないが、頭まわりの形状などが判然としないため特定は困難との回答だった。
翌朝、目玉の跡がくっきり残るクローズアップの写真を送ったら、ChatGPTは下記のように回答してきた。
写真をはっきり撮っていただきありがとうございます。特に3枚目の頭部のクローズアップはとても助かります。脱皮殻の特徴から、以下の点が目立ちます:
主な特徴:
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脱皮殻に大きくはっきりとした頭の鱗が見られる
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首に比べて比較的幅の広い頭部
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キール状(隆起のある)背中の鱗(滑らかでなくザラザラした質感が見えます)
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大きな丸い眼の鱗の穴 → 昼行性(昼に活動する)ヘビである可能性
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体の幅と鱗のパターンが、中型のナミヘビ科に一致
推定される種類:
これはおそらく「ラットスネーク(アオダイショウ類)」で、特に Ptyas mucosa(インドシマヘビ)の可能性が高いです。このヘビはラオスや東南アジアでよく見られます。
このヘビについて:
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最大で2.5メートルほどに成長することがあります
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無毒です
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齧歯類(ネズミなど)や小型爬虫類を食べます
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木登りが得意で、人間の住む地域の近くでもよく見かけられます
このヘビは人に害を及ぼすことはなく、むしろ害獣駆除の役に立つ存在です。もしこの脱皮殻があなたの家や庭の近くで見つかったのであれば、おそらくそのヘビは通りかかったか、餌を探していたのでしょう。
ヘビの安全対策や、特定のエリアに近づけないようにする方法についてアドバイスが必要であれば、お知らせください。
わたしたちは ChatGPT の分析を基本的に信じることにした。毒蛇だったら全力で駆除するところだが、むしろドブネズミなどを駆除してくれる存在であれば、思う存分に活躍していただきたい。
ただし、ペニーと不幸な出会い方をすれば事故につながりかねないので、植え込みに近づくときは棒でつついて警告を発してからペニーを寄せるようにしている。
ヘビはどこから入ってきたのか。そういう隙間はすべて網でふさいであるので、隣の空き地の樹を登り、こちらに差し掛かった枝を伝って落ちてきたのかもしれない。庭師さんに枝を落としてもらおう。枝を伝ってくるのが無毒のヘビとは限らないので。
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