日本からの客人を初めて迎えた。あのKちゃん父娘である。ふたりそろって変わり者というか、ラオスがそんなに何もない国だったらこの目で確かめたいとばかり、ベトナム経由の飛行機でやってきた。
空港まで迎えに行ったわたしは、大失敗を犯していた。カレーを電気コンロにかけたままだった。
その日の始発列車で東京を発ったかれらはくたびれているだろうから、さくっと食べてさくっと寝てもらうための豚肉たっぷりカレー。空港に向かう前、少しだけ加熱しておこうと火にかけ、タイマーを10分にセットしたのだが、それが鳴っていることに気づかない(あるいはスタートしていなかった?)まま出発してしまった。
内心で泣きそうになりながら帰り着いた家はモックモク。いくつかある換気扇をぶん回し、メシは冷凍の餃子や枝豆、魚の缶詰などを大急ぎで準備して食べてもらった。ラオスのビールがうまいと言ってくれたのでちょっとヨカッタ。
ぼけカスのわたしと比べて素晴らしいところを見せたのがペニーだった。初対面でこそわんわん吠えたが、おやつを与えてもらうと急速におとなしくなり、そのうちKちゃんに甘えるしぐさを見せるほどに。
かれらもわんこ(14歳)を飼っており、イヌに対していい波を出しているのかもしれない。だがペニーもずいぶん進歩したものだ。この調子で誰にも可愛がられる子になろうねー。
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