エアコン洗浄部隊がやってきた。
前回は3月だったから、あっという間に9ヶ月が経ったことになるわけだが、汚れがどうだったかというと、これはもうひどかった。真っ黒どろどろの汚水がバケツに溜まっていく。毎日そういう空気を吸いながら暮らしているわけだ。
ビエンチャンの大気汚染といえば整備不良車がまき散らす排ガスを思い浮かべがちだが、そればかりじゃない。
乾期に入って気温が下がり、屋外でも気持ちよく過ごせる日が増えてきたので、アウトドア蚊帳のなかで朝食を始めたときのことだった。
いきなり道路から濃密な煙が押し寄せてきて、げほげほ咳き込んでしまった。
ラオスのひとたちはなんでも燃やす。ゴミ、建築現場の木クズ、落ち葉などをじゃんじゃん燃やす。密集した住宅地でも平気で燃やす。煙には健康に悪いどんなものが含まれているかわからず、そもそも煙ったくてメシどころじゃないので、朝食会は開始後2分で解散。
こういうことが日常的に行われている都市だもの、エアコン真っ黒になるわけで。うちには官給の空気清浄機が4台あるが、まーったく足りてない。自腹で買い足し倍増させないと、わたしたちの肺は真っ黒になってしまう。
地味に寿命が縮む途上国暮らし。
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