Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

養老先生にお見せしたく

これまで岸田内閣を声高に批判することがなかったのは、経済や外交でそれなりの成果をおさめてると思っていたから。政治パーティー問題は安倍長期政権のツケがまわってきたものであり、岸田さんの失政というわけじゃなかったが、後処理の切れ味が悪かったせいで政治的な貯金を失った。

自民党の総裁選が話題にのぼり始めて以来、ニュースを見てはムカついていたことがある。なにかといえば「菅元総理の意向が」とか「麻生副総理が」とかいって、年寄りの影響力が普通に語られていた。

自民党の議員がそう考えるのは当然としても、老人どもの隠然たる影響力をメディアが無批判に受け入れているのだから、老害国家の病巣はかなり深そうだ。

40代とまではいわないがせめて50代の首相はいつ出てくるのか。女性首相が誕生することはあるのか。日本が新しいものを生み出す日を、首を長くして待っている。

老害の閉塞感を少し忘れて、ラオスの美しい姿をご紹介。

うちの生垣が蝶々だらけになった。

嫌でも目に入るので、近寄ってじっくる見てみると、なかなかロマンチックなデザインになっている。

上のやつと下のやつは柄はそっくりだが、微妙に色が違っていて、これはオスメスの違いとか?

養老孟司先生は昆虫が好きで好きで、毎年のようにラオスに通ってムシ獲りをしておられ、最近はご年齢からしてどのようにしておられるか存じ上げないが、こういうのをご覧に入れたらむずむずとなってラオスにお出でになるかもしれない。

ただし養老先生はひとのいるところには興味がなく(というかお嫌い?)、バンビエンのような田舎から山奥に分け入るのが専門なので、ビエンチャンなんて歩かれたことなないのではないか。

蝶に見とれていたら、視界の端をびゅっと横切る黒い影があり、スズメ?!と思ったら、巨大な蝶だった。

ヤモリがこれにぶら下がってハンググライダーできるかってほど大きく、これが東南アジアの底力。っすよね養老先生?

そういうわけでわたしは老害が大嫌いだが、養老先生のようにしなやかなで自由な価値観をお持ちの大先輩は尊敬している。

うちは今日から家政婦さんが来てくれて、ありがたいけど落ち着かない。

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