Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ペニーとお別れ?!

気分が暗くなることばかり。

たわけたことを思いついた銃撃犯のせいで「神の手が銃弾を逸らせた男」「不屈のアメリカンヒーロー」として一躍存在感を高めたトランプ。これでバイデンが勝てる見込みはゼロ?

せめて民主党にできるのは、早期にバイデンの代わりを立て「場面チェンジ」を図ることぐらいかな。それでも暗い想像しか浮かんでこないが。

もうひとつの暗い想像は、ペニーをアメリカに連れて帰れないかもしれない件。

いまCDC(アメリカ疾病予防管理センター)は狂犬病に神経を尖らせ、入国の条件をどんどん厳しくしているらしい。

どこから連れ帰るのかによって話は変わるが、ラオスのような狂犬病汚染地域からだとまず不可能という説もある。こうしたCDCの方針に反応して、多くの航空会社がイヌの預かりを断わり始めているとも聞く。

3年後、わたしたちはどうするのか。国の仕事で海外に出た(しかもペニーはアメリカから連れて行った家族)というのに、同伴帰国を禁止するのかと怒りの声をあげたいが、CDCにしてみればそんなことどうでもよく、狂犬病からアメリカを守ることがすべてというだろう。

ラオスから連れ帰る方法が皆無ではないと信じたい。

たとえば日本経由。これは3年後の日本の検疫がラオスからの輸入を許すかどうかにかかっている。狂犬病「清浄国」である日本からアメリカへの入国は難しくないが、日本に上陸後は必要な手続き(予防接種やその後の血液検査など)に数ヶ月間かかり、誰かがペニーの世話をする必要がある。

いちばん現実的なのはわたしが単独で半年ほど日本で暮らすこと。そんなに妻と別れ別れになるのは嫌だし、ペット連れの日本滞在にめちゃめちゃお金がかかるが、やれることをやるしかない。

とかいっちゃってアメリカ入国の方法が見つからなかったらどーすんだって?

ペニーとお別れ?!

ありえねえ。

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