Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

安物は追いやられ?

先週の帰宅から6日連続で「隔離就寝」が続いている。妻の症状はとっくに収まっているものの、検査するとガッチガチ陽性で、ウイルスを振り撒いているのに違いないからだ。

症状がないというのは正確ではない。味覚の喪失という由々しき事態が発症以来続いている。コロナ感染者には珍しくないようだが、いつまでたっても治らないケースがあるようで、それだけはなんとか避けたいところ。

今回の旅では、ガッカリがもうひとつあった。長年お世話になってきたメガネ屋さんにつれなくされた。安く早く作ってくれることが売りの Zoff で読書メガネ(ふつー老眼鏡っていう)のレンズ交換を頼もうと思ったら、レンズが取り寄せになるので1週間かかるといわれた。

そのレンズは一番安い「標準レンズ」で、それにブルーライトカットを付加したもの。少なくとも2~3年前までは店舗に常に在庫があり、注文すればその日のうちに(実際には1時間足らずで)出来あがっていた。

Zoff の他の店舗だったら在庫があるのか尋ねてみたら、どこにもないはずだという。本社が在庫を圧縮する方針に切り替えた結果、標準レンズは店舗には置かないことになったらしい。

お金にならない商品を客から遠ざけることで高いレンズを買わせる戦略?

そう勘ぐりたくなるほどがっかりしたのは、1週間どころか一両日中に日本を離れる予定だったから。

Zoff と縁が切れるみたいで残念だったが、ライバル社である JINS に急いだ。安いレンズの切り捨てが行われていないことを期待しつつ。

だけど甘かったね。高級レンズを選ばない限り、1週間待ちになると言われて完全にあきらめた。こんど一時帰国するときは、到着するなり Zoff か JINS に駆け込んで注文するとしよう。

JINS で驚いたことがある。やたらに賑やかなのだ。

元気のよい音楽に乗せて、新製品などを紹介する日本語アナウンスが鳴り響くなか、同時に外国語アナウンス(英語と中国語)が流れ、さらにそれに被せるようにして検査待ちの客を呼び出す店員さんのアナウンスが流れてくるのだ。

活気の演出なのかもしれないが、個人的にはうるさくてしょうがなく、店外に出た瞬間ひさしぶりに息をしたような気分だった。いつも文句ばっかりでゴメンネ・・・

そういうわけでわたしの読書メガネは、コーティングがまだらに剥がれたトホホ状態であと半年?一年?がんばってもらうことに。いやがんばるのは俺か。人間、視覚も味覚も大事にしたいもので。

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