Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

amazon わるくないじゃんー

アマゾンの注文品が届かなかった。アパートには配達されたらしいが、アパートの受け付けのひとが間違えて誰かに渡してしまったらしい。部屋番号読めねえのかよ。管理会社のサービス品質の悪さがうらめしいのと同時に、他人宛ての荷物を渡されても返さない住人の民度にあきれており。

高額商品だったらアパートにキッチリ責任取ってもらうところ、今回われわれは大人しくしておいた。たかだか(と言っちゃうと舌がひりひりするが)三十数ドルのものだったことが理由のひとつ。もうひとつは、来たるべき引越し荷物の送り出し日、エレベータの占有についてかなりの無理を聞いてもらわなくちゃならず、そのため今のうちに多少の恩を売っておきたいから(エレベータの件は別の機会に)

その後、妻がダメもとでアマゾンに「荷物、着かなかった」というウソでも脅しでもない単純な事実を伝えたところ、動きがあった。しばしの調査タイムのあと、

「再発送しますか?それとも返金にしますか?お客様のご希望のとおりにいたします。」

と言ってきた。状況を見るかぎり、アマゾンはちゃんと発送したし、運送会社はちゃんと配達したはずで、そんなこたあ調べりゃ簡単にわかるはずだが、なぜかアマゾンがかぶると言ってきた。

何かの手違いなのだろうか。いやいや想像するに(以下、鼻持ちならない自慢話)普段の素行の良さゆえの救済措置という気がする。

・プライム会員として長年、バングラデシュからもブリュッセルからも頻繁に利用してきた。

・過去に配達事故(不達や破損)が何度かあり、その都度アマゾンから補償を受けてきたが、その頻度は平均値にじゅうぶん収まる範囲だったろう。

・今回、同時にいくつも注文したなかには高額商品が含まれていたが、配達事故を報告したのは一番安いほうの商品だった。

といった状況を踏まえ、「この客、正直者デアル」判定のもと、三十数ドルの損害をアマゾンがかぶる判断をしたのではないか。アマゾンの企業体質には疑問符がつく側面がいろいろあるが、もちろん全身が悪というわけではなく、今回のような気前のよい顧客対応で信頼を築いているのかもしれない。たったこのくらいで「amazon わるくないじゃんー」とか言い出す客もいるくらいだし。

「だったらオモチャ買ってくれー」

ペニーの白アゴ髭が目立つ写真になったね。これ、1号との共通点。

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