いまどきの宿泊施設営業に欠かせない Wi-Fi 環境を整備するためケーブルTVに加入したところ、地元のケーブルテレビ局の番組を見られるようになった。地域情報をいろいろ流すほか、ちゃんと娯楽番組もつくって頑張っている。
そのひとつが地方都市版「はじめてのおつかい」で、幼い子たちがお使いを頼まれて奮闘する姿はオリジナルと同じく微笑みをさそう。
ホンモノの「はじめてのおつかい」は大勢のカメラマンのほか安全確保のための要員を配置して撮影するため、番組の見た目より制作費がかかっているが、地方のケーブルTV局にそういう予算はないから、SDGsな作り方をしている。
道路を放浪するのではなく、大きな駐車場を取り囲んで大型店が並ぶショッピングモールのコッチ側からアッチ側まで移動するコンパクトな旅。2~3名のカメラマン(やADさん)が安全に目配りしながら撮影している感じ。
お手軽につくるぶん、本家のような号泣ドラマにはなりにくいが、うちの子が出る孫が出るといって家族は夢中になるだろう。加入世帯を増やす戦略としては悪くないかもしれない。がんばってんなー、楽しそうやなー。そう思いながら画面に見入ってしまった。
あとどうでもいいけどケーブル局が中継する市議会中継で、議長どのがわたしの同級生なのを見て「さすがに老けたな」などと我が身を省みぬ感想を口にしたりしている。
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