テキサス在住の義弟Ｂ君がクリスマス休暇を過ごすためバージニアに来ていて、わが家へも顔を出してくれた。
一族のひとたちに順次慣れて吠えなくなってきたペニーだが、なぜか以前からＢ君にだけは激しく吠えることが多かった。
ところが今回のペニーさん、嘘のように静かになっただけでなく、みずからＢ君にくっついていく親密ぶりで皆を驚かせた。
これにはちゃんと理由があった。
最初はいつものようにＢ君に激しく吠えたてるペニーだったが、ある装置を起動させたところぴたりと黙った。
この装置は、イヌにしか聞こえない超音波で 吠えるのヤメレ！ 信号を発する（日本にも同様品）。
大型犬では効かないケースがあるというが、ペニーには効果絶大で、散歩中に他所の子と吠え合いになったとき使ってみたら、すぐに静かになった。おそらくわたしに叱られたと思ったのだろう、ごめんなしゃいごめんなしゃいと尻尾を振ってクルクル回りだすので、「もういいんだよ😙」と抱きしめてやると落ち着きを取り戻す。
この超音波がイヌにとって完全に無害かどうかはわからない。ただ、吠えまくることにより無駄にテンションを上げることがイヌの精神にとって有害といわれることを考えれば、こうして黙らせることには一定の意味があると思う。少なくとも、首輪から電気ショックを与える方式の苦痛の大きさと比べれば、イヌに優しい方法という気がしている。
あまり多用すると慣れてきて効かなくなるともいわれ、それ以前にわたしたちとしてもそう頻繁には使いたくないので、今後はクリック音を出した直後に超音波を出し、だんだんとクリック音だけで黙るように持っていくなど、工夫するつもり。
うまくいけばいいんだがなあ。
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