21年前の今月、わたしはコンナコトをしていた。
当時、新潟県に存在した「柏崎トルコ文化村(今こんな感じ)」で、民族舞踊のステージに引っ張り上げられた拙者。なんでこんなところにいたのかというと、当時暮らしていた新潟市へ妻の友人が遊びに来て、なんかオモロイところへ連れてってあげることになった。
悲しかったこと:この頃のわたしは生涯MAXデブになっており、見るも無残な姿。
嬉しかったこと:向き合っているのはウズベキスタンから来たダンサーで、6~7人の団員のうちで一番きれいな顔をしていた。
客席にいたときはこのダンサーにしっかりズームインして
「ふぅーむ可愛いけど色っぽい。いや色っぽいけど可愛い。これは小悪魔の顔やでぇ」
などと意味不明なことを妻に向かって言っていたくせに、舞台に上がるなり照れてしまって小悪魔ちゃんを正視できず、ただぎごちなく手足を動かすのみ。こういうのを醜態という。
ウズベキスタンの人口の大半を占めるウズベク人は、モンゴロイドとコーカソイド(白人)が入り混じった独特な容貌のひとが多く、東洋から見ても西洋から見てもエキゾチック。俺ウズベキスタンに引っ越すわ。そう言った瞬間妻に後頭部をはたかれ、以来なにかといえば「そうだよねー小悪魔ちゃんのほうがいいよねー」といじめられることが続いた。新潟の楽しい思い出のひとつ。
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