Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

スーツケース3個でアウトォ!

60代のアメリカ人が、地球のあちこちに住んでいる子供たちをアイスランド旅行に招待した。旅費は親もち(うぉおおお!)。

子供たちはそれぞれの配偶者を連れて馳せ参じたが、そのうちひとりの息子は妻とともに大型スーツケース3個を引っ張りながら空港に現れた。他のメンバーは小型カバン1個ずつという軽装。数日の滞在だったらこれで十分というアメリカ人らしいカジュアルさのなかで、スーツケース3個はダントツに目を引いた。

その息子の妻は日本人だった。彼女は大荷物の理由を「毎日お着替えなくちゃと思って」と説明した。日本でもここまでやるひとは多くないと思うが、まあ文化の違いといえば違いかな。それに加えて「ダンナの面倒をちゃんと見ているしっかり者のヨメ」という評価を得たかったのかもしれず、それもまた日本的テイスト?

いずれにしても親はスーツケース3個夫婦にむかって、次回は大荷物にしないよう注文をつけた。「だってあんたたちの荷物のせいで送迎バンが2台で済むところ3台かかっちゃった。今後そういう出費は御免よ」と言ったのはヨメが背負った「文化」を否定する方向に行きたくなかったからかもしれない。ただ、家族が普段着で集まる雰囲気を理解できなかった息子夫婦への苛立ちみたいなものも少しはあったかもしれない。

ダメ出しをされた日本人妻は「あーそうですねー」と理解した様子だったというのだが、姑の目にはそう映ったというだけで、内面では涙を流していたかもしれない。国際結婚もいろいろタイヘン。

それにしても11月があっという間に過ぎただけでもびっくりしているのに、12月もすでに1週間たったという事実に驚愕している。年賀状図案手つかずのままクリスマスも過ぎていきそうでオソロシイ。

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