一時帰国も後半戦。実家まわりの用事を済ませて東京へ。
渋谷駅に隣接のというか駅ビルそのものみたいな便利なホテルに部屋をとり(けっこう高いんだけど円安のおかげでなんとか)、界隈をうろついている。
ロフトをうろついてみたのは、アメリカへのお土産をさがすため。最初に目を引いたのは自家用で考えている鉄瓶で、今は綺麗なやつがいっぱいあるよね。
09年の渡米後、なにか日本くさいものが欲しくなり、鉄瓶が気になり始め、お茶専門店などで売られているのを目にしてきたが、いまだに踏ん切りがつかないでいる。なんでかってーとたいていの鉄瓶は内側が錆び止めコーティングされていて、湯を沸かしても鉄分が溶け出してこない。茶の味の良さを求めるのであれば無意味な鉄瓶ってことになる。
一方でコーティングされてないガチの鉄瓶はメンテがたいへん、デザインのバリエーションが乏しいという問題があり、なかなか決まらない。鉄瓶さがしの旅はまだまだ続くだろう。
アメリカへのお土産は、妻がお世話になっているセンパイ夫婦むけ。美しいグラスも候補のひとつで、ほんといいのがたくさんあるんだけど、うーん少々お高いのな。
ここまでの出費じゃなく日本テイストを楽しめるものということになると、箸なんかは悪くないかも。
ただし2本セットで売られている箸はたいていがサイズのちがう「夫婦箸」で、これはちょっとマズイ。そのご夫婦は同性カップルなので、二膳の端が equal であることが無難な選択だろう。
そういう目で見ていると、たまーにあるのな、equal なやつ。
しかも断面が八角形で持ちやすく、先がざらざら加工されていて滑りにくいという取り回しの良さが光る。
こういう2本セットが時代のニーズに応えて作られるようになったのかどうかわたしはなんにも知らないが、世の中ゆっくりと着実に変わりつつあるのかもしれない。
夫婦箸のサイズ格差があたりまえじゃない時代、男女カップルであっても equal な箸を選べる時代、悪くないと思うのだけど。
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