いま世界中の空港で大量のスーツケースが山積みにされているという。すべて行方不明になった「ロストバゲージ」。
最初に話題になったのはイギリスのヒースロー空港。コロナの2年間で大量に解雇されたスタッフが、航空需要が回復しても戻ってきていないせいで、手荷物の積み込みが離陸に間に合わず大量に放置される事態となったわけだが、同様のことが世界各地で起きている。一時的な紛失はまだいい方で、2ヶ月待っても出てこないという惨状が珍しくないらしい。
妻の職場の職員家族が参加するSNSグループではこのトラブルの被害が連日報告され、ざっと見ただけでも100件超の嘆き節がならぶなか、強力な防衛策を紹介する書き込みが目を引いた。
それは、失せ物さがしのエースとして華々しく登場した AirTag(エアタグ)。500円硬貨ほどのサイズの通信機を持ち物に取り付けておけば、紛失しても iPhone で位置を知ることができる。
ユーザーの体験談。ロストバゲージの憂き目に遭ったが、エアタグにより某空港ビル内にあることがわかったので回収しに行った。ところが対応した空港職員は「あの部屋の中にあるはず」と指さして伝えても頑として受け入れず、「荷物管理システムで調べたがあなたのスーツケースはここには無い」の一点張り、業を煮やして iPhone の表示を見せながら説得したところ、ようやく渋々さがしに行って見つけてきたという。
ミスを認めたくない、この期に及んで仕事を増やしたくないといった思いが空港労働者にあるのだとすれば、エアタグのような「動かぬ証拠」の必要性は高まるばかりではないか。
この体験談には「よっしゃ、うちもエアタグ買うわ!」という反応が続出。わが家にても導入を本気で検討している。1個の市場価格が27ドル前後(日本では4500円前後)と、独占的な技術だけにそれなりのお値段だが、ロストバゲージ(しかも永久ロスト?!)の痛みを考えれば安い投資じゃないか。
と購入オススメに走るアップル社のまわしもの(笑)
旅行といえば近々日本へ行けないかと考えていた。用事はたまりにたまっているし、民泊の準備も本格的に始めたいし。ふたりで往復するだけのマイレージが貯まっており、期限切れになる前に使っておきたいんだけどさ、お盆過ぎまでは空き席がないのだよ。希望者が激増中?それとも収益率の悪化したANAが特典航空券シートを減らして利益確保に必死とか?
夏本番が近づいております。みなさまお元気で!
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