土曜は久々の快晴。
しかも、つい最近まで午後にならないと差しこんでこなかった日光が、午前中に部屋に届いた。
そのインパクトは想像以上で、「おお生きる元気が・・・」みたいな気分になるのだから人間は単純。
空には白いチョークのようなジェット雲が行き交い、さながら空の交差点。
人間は、晴れると上を向いて歩くもんなんですね。普段ちょくちょく通りかかる路地に、えらくエキゾチックな屋根があることに気づいた。
1階がすべて車庫の出入り口?になっているユニークな設計で、一般住宅なのか商用なのかわからないが、こういう味わいのある建物にいっぺん住んでみたいっす。
帰宅後、水出しのお茶を入れるべく、妻におすすめの葉を尋ねたところ、
「こないだブルージュで買ってきたやつのなかにいいのがあるよ、煎茶系のフラワーティー」
とのご指示あって茶棚を捜索するも、それらしきものが見つからない。
というか、手書きのラベルがまったく判読できない。
「ぜんぜんわからんでえ」
SOSに応えて登場した妻が、数種類のラベルにちょちょっと目を通すなり「はいこれ!」といって手渡してきたのがこれだった。
ミミズがのたくったような文字は Sencha Green Rose と言っているのだそう。
自慢じゃないけどわたしには永久に判読できないクセ強文字。ところがさすがは横文字民族、国籍の違いを越えてこういうのが読めてしまうんですな。
このお茶、色はごく薄くしか出ないが香りが高く、味わい豊か。
水出しにするとくいくい飲めてしまい、高価な葉っぱがあっという間になくなりそうという問題あり。
それならそれでまたブルージュ行けばいいかぁ、という贅沢。
ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。