机の上で光り輝く装置。
太陽光に近い光線を出すライトで、日照不足による「冬季うつ病」の予防効果があるといわれている。
うちはふたりともまあまあ元気にしてはいるが、けっこう頑張らないと元気でいられない感じもして、もしかしたら冬季うつ病の予備軍? な状況下、妻が買ってきてくれた。
朝一番にこれを浴びることで体内時計を整える効果があるんだと(日本の類似商品)。
ここしばらくわたしが試してきて、まだ効果が出たとかいう段階ではないが、とりあえず妻にライトを渡したのが昨夜のこと。自宅勤務が続くなか、しばらく使ってもらおうと思ったから。
ところが今日、ライトは妻の机の上に置き去りになっている。昨夜遅く上司から連絡あり、「在宅勤務は今日で終わり。明日から出勤するように」との命が下ったからだ。
そもそも在宅勤務は、上層部による決定で「少なくとも中旬いっぱい」は続くことになっていたものが、ベルギーの新規感染者数が激増中のいま、なぜ突然出勤に切り替わったのか。
どうやら職場を徘徊するエラクナリタイモンスターが「仕事に前向きな姿勢」をアピールして得点をかせぐため暴走しているもよう。兵隊は捨て駒、ということか。
仕方がないのでライトは職場に持って行ってもらおうかな。
ところでペニーさんは、「ライトの前で2時間ほど大人しくしててねー」とお願いしても聞く耳を持たないので、珍しく晴れた日には小まめに日光浴してもらっている。
北方のひとたちが太陽を恋しがる気持ち、ようやく身に染みて理解できるようになった。
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