Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

強硬に?旅する理由

近所の薬局の仮設コロナ検査室がにぎわっている。

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昼も夜も常に20~30人ほどが並んでいる。自覚症状があるのか、元気だが仕事などで必要になったのか、皆さんたいへんなことだ。

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ベルギーの新規感染者数は11月いらい2万人前後の高止まりを続けてきて、きのう(10日)は5万4000人を突破した。

ベルギー(人口1156万)の感染率を日本に当てはめると、一日に58万人が感染しているという非常事態だが、一方で国民に行動制限をかけるなとかワクチンしねえぞとかの主張も熱を帯びており、どちらを向いてもタイヘンな年初になった。

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こんなご時世にあちこち旅するわたしたちに「なにガンバってんの?」と不審な眼差しを向けている方もおられるかもしれないので、ちょっとその件について。

あちこちに書いてきたようにわたしたちは、モノを買わない代わりに体験にお金をつかうことにしており、旅をこよなく愛している。幸いにして妻の仕事がら転勤先の地域を歩き回ることで見聞を広げることができる。その意味で今いるベルギーはヨーロッパの中心ともいえ、足場として最高だからせっせと動き回っている。

なるべく安全そうな行先を選び、レストランは室内には絶対入らず、ホテルの朝食は早朝の誰もいない時間に済ませるなど細心の注意を払って行動しているつもりだが、コロナリスクから完全に逃れることなどできない。それでも旅行をやめないのは、ヨーロッパ駐在はおそらくこれが最初で最後だろうと思っているから。

機会があったら詳しく書くことがあるかもしれないが、そういう事情があり、なおかつ2年の任期が場合によっては1年に縮まる可能性があることから、わたしたちが手軽にヨーロッパ旅行できるのはもしかしたらあと半年かもしれない。

一生に一度?のチャンスを棒に振ったら激しく後悔するだろうと考え、腹をくくった。コロナ無視してがんがん旅に出ようぜ!とか煽ってるわけじゃないので夜露死苦。

なんて言ってたら、このところ在宅勤務がつづく妻が喉の不調その他を訴えたので、どこで拾ったもんだか・・・と面喰いながらもコロナを疑ってみた。

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検査待ちの行列に並ぶのが嫌だったので、自分でできる検査キットがないか尋ねてみたら、ちゃんと売っていた。

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しかも8ユーロ(1000円)とお手頃。こんな安物?をしろうとが使って精度がどうなのかわからんが、とにかくやってみよう。

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鼻の奥に入れてくるくる回した綿棒を液体に漬け、それを試薬の上にポトン。

 

 

 

しばらく放置したら結果が出た。

 

 

 

陰性ですた。

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線が2本だったら陽性

このテストが正確だとして、いま現在はOKという以外に言えることはなく、これまでと同じく人通りの少ない道をマスクして歩く日常が続く。

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こんな時期に裸で歩いちゃうペニーさん、しゅごい。

とはいえイヌ・ネコは飼い主がコロナ陽性だと約2割が感染している(無症状か軽症が多い)という話を聞いたから、気をつけなくては。

何をどう気をつけりゃいいのかわからんが。

日本では第6波、みなさまどうか気をつけて。

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