それはある雨の朝のことだった(実は今朝)。
ゴーカな朝メシをキメるため、ペニーの散歩を兼ねて二人で出かけた。
数分歩いて、路面電車の通る大きな交差点へ。
ここに贅沢パン屋の PAUL があり、ベルギーでは珍しく日曜でも営業している。
ありがたや、ありがたや。
入店制限のためしばらく待ち、ちょっと体が冷えてきたころようやく番がまわってきた。
妻が買い物を済ますのを、ペニーと軒下で待つ。
雨は小止みになったり、また降ったり。
しばらくしてパンとカプチーノを携えて出てきた妻と帰路につく。
途中、いきなり写真を撮りたくなり、妻にしゃがんでもらう。
ローアングル(←響きがカッコいい)で撮るため私も身をひねるようにして屈み込んだのだが、このとき背中が鳴ったような気がした。
グキ、と。
軽い違和感があったが、気に留めず歩く。
だが家に着くころには完全に理解していた。
ギックリ腰ならぬギックリ背中をやってしまった。
生まれて初めて。
そそくさとパンを食べるなり寝床にもぐりこみ、これを書いている。
身動きするとけっこう鋭い痛みが走るようになった。
妻が肩甲骨のあたりに貼ってくれた湿布、ひんやりとして気持ちいい。うまく炎症を抑えてくれるといいのだが、今日はなんにもできねえかなあ。
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