ブリュッセルの西の街はずれにチョコレートの一流ブランドとして知られるノイハウスのアウトレットがあると聞いてやってきたお上りさん。いやこの場合お下りさんか。
陶磁器や衣服のアウトレットなら多少の難あり品などが中心だろうけど、食品で難ありってのマズくね?とか言いながら入店。
中ぐらいのコンビニくらいのサイズの店内に、簡素な展示。
手前のペパーミント色の箱はアルコール抜きのボンボンみたいなやつで、本来57ユーロ(7400円)のところ41ユーロ(5300円)という物価をどう捉えたらいいのかわたしにはよくわからないが、とにかく安くはなっている。
特に力を入れたセール品は「2個買えば3個目無料」になっており、プレゼント品などをさがしているひとにはぴったり?
で、このアウトレット、当たり前だけど難あり品というわけではなく、投入したが思ったより当たらなかったラインや、季節もの(12月25日のクリスマスケーキ的な)の在庫一掃が中心らしい。
なかには賞味期限がけっこう近いものもあるので、買う時にはちゃんとチェックな。
うちは世帯人数が少ないし、親戚友達と行き来する暮らしでもないので、立派な箱入りのものに手を出す感じではない。
だけどせっかく一流ブランドが割安に手に入るんだから、「お気に入りの一品」を求めていろいろ試してみたくはある。
小さいパッケージは助かるね。
このショップの圧巻は、壁一面を埋め尽くす段ボール箱の壁だった。
ひと箱29ユーロ(3770円)、3個目は無料という例のセール品。
ホームセンターのネジ売り場かと思ったらそうではなく、一種類のチョコをぎっしり1kg詰め込んだものだった。
透明ケースに入っているのは見本であり、試食はできないから、エイヤッと1kg買うしかない。
しかも、全部をチェックしたわけじゃないが賞味期限10月というのもあり、それってむさぼり食うしかないやん・・・というチョコ3kgに58ユーロ(7550円)を投じる皆さんはいったいどんな事情をかかえているのか。
いずれにしてもノイハウスのアウトレットはわたしたちが狙う領域でないこと確かめられたので、次はもっと庶民的なブランドのアウトレットを攻略する予定。
あ、お会計するところにアイスクリームスタンドがあるので、ご興味ある方はどうぞ!
とはいえなんにも買わなかったわけじゃない。
5種類のフレーバー詰め合わせ。
21ユーロ(2700円)だったもよう。
お次はダークチョコの詰め合わせで、一部にはラズベリーなどが使われており、妻がわたしのストライクゾーンに投げ込んでくれたもの。
18.50ユーロ(2400円)。
最後はわが家の定番オレンジピール。
17ユーロ(2200円)。
すっごいケチな計算してみたんだけど、1本あたり90円とかするのなこれ。そんなものを当たり前の顔して食ってることにキョーフを覚えるばかりなのだが今のうち今のうちブリュッセルにいるうちだけクワバラクワバラ....
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