Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ブリュッセル、イヌの散歩は危険?!

EU機関があつまるブリュッセルなんていうと味気ない響きになってしまうかもしれないが、ここは情緒ゆたかな古都。

まだ自主隔離中なので観光の目玉の旧市街まで足を運ぶことはないが、あっちは物価が馬鹿高いし、生活者としては今いる界隈のほうがいい。

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こんな街角をわんこと散歩したら楽しかんべえと思うでしょ?

じゃが、なかなかそうもいかんところがあってのぉ。

たとえば道が狭いもんだからバスが幅員いっぱいでやってくる。

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一瞬油断した隙にペニーが車道へ飛び出そうとしようもんなら、まだ歩道の上にいるうちに引っ掛けられる勢い。

 

自転車もなかなかオソロシイ。

歩道と車道のあいだに専用レーンがつくられており、自転車乗りにとっては安全で喜ばしいことながら、わんこ連れから見ると、ぎりぎりのところをシャーっと飛ばしてくチャリはおっかない。

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この直後ペニーはしっかり吠えた

アメリカみたいに歩道がだだっ広ければいいんだが、ヨーロッパの古い街ではそうもいかない。

歩道といえば、ベルギーは(ヨーロッパはともいう?)喫煙率が高く、吸い殻がそこらじゅうに転がっていて落ち着かない。

ペニーはタバコには興味を示さないが、普段なんでも口に入れようとする子なので、どこで事故になるかわかったもんじゃない。

タバコのポイ捨てなんてつい最近まで日本もそうだったわけで、決して決してエラそうなこは言えないんだけど 「民度がねえ・・・」 とかこっそりつぶやいてみたり。

 

あと、イヌとの接し方を知らないひとが多いような気がする。

可愛いねえと褒めていただくことは嬉しいのだが、いきなりペニーの真上から手を出してくるのはやめてほしい。

怖がりのペニーならずとも、イヌは上からのアプローチを攻撃と解釈して噛みつくことがあるから。

昨日は、そうやってペニーを怒らせてしまった兄ちゃんが、よせばいいのにしつこく手をかざしてきた。

ペニーさん、応戦のぎゃん吠え。

こういう場合の警告をフランス語で手早く述べるためには当方準備に数分かかるので、英語で「この子は知らないひとがコワイんだよ」と言ったところ、兄ちゃんは苦笑いを浮かべ、

「ふん、チビ犬のくせにな」

という捨て台詞をのこして立ち去った。

ブロークンな英語だったので、もしかしたら「チビ犬だから(怖がる)」といいたかったのかもしれないが、兄ちゃんの顔には「俺様に吠えやがって、可愛げのねえやつ」と書いてあったように思う。

どっちでもいいけどわんこの相手もできないくせにごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ。

 

まあこの兄ちゃんに何かあったとしてもペニーが加害者に仕立て上げられる可能性は低いと思うが、相手が子供だったらどう転ぶかわからない。

だから、こっちに一声かけることもなくいきなり幼児を寄せてくるのだけはやめていただきたい。

その動きが最初からわたしの視界に入っているときは対応のしようがあるが、ふと振り返ったら目の前に!というステルス攻撃をすでに二度受けている。

ベルギー人、あふぉなの?

お邪魔している国にたいへん失礼な言葉が飛び出しそうになる。

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「気が短いやっちゃなあ」

飛び出しそうになると言っただけ。ちゃんとこらえてるよ。

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