ブリュッセルに着いた朝、ぶっ倒れたいほど眠いからだにムチ打ってやらねばならんことがあった。
ペニーの「初仕事」サポート。だがこれから1ヶ月過ごすことになるホテルは都心部にあり、妻が徒歩通勤できることは有難いとしても、イヌの散歩どないすんねんな懸念はあった。
バージニアでは、住宅地であろうとビル街であろうと緑地帯つきの広い歩道が当たり前で、散歩に不自由したことはないが、ここではそうはいかない。
ブリュッセルの道路のせせこましさは、東京と比べても悪いかもしれない。
チェックインしてまず尋ねたのは適当な公園の場所。
「あ、それなら通りへ出て左へ、最初の角をまた左ですマダーンム」
最初の角をホテルの建物に沿って回り込んでみたら、こうなっていた。
なにこれ楽園?
そういいながら小径をのぼっていくと、起伏たっぷりの緑地がホテルに沿って広がっていることがわかった。
あとで聞いたら、公共ではなくプライベートな公園(←語義矛盾)ということだった。
これを知って安堵したのは、アジア人としての安全保障モンダイが頭にあったから。
コロナの悪者にされて攻撃を受けるアジア人は世界中にいる。
ここブリュッセルの事情はまだよくわからないが、夜更けの散歩はリスキーと思っておくのが順当だろう。
土地勘なき街路をさまよい歩くのとくらべて、ホテルの「裏山公園」はそれなりに安全だと思う。
もうひとつ、散歩中のトイレの始末についてブリュッセルの実情を事前に調べきれず、
ヘタすりゃわんこと暮らしにくい街やでぇ・・・
と心配していたのだが、これについてはあらためて。
当地に着いてから2晩を過ごしたが、時差ボケのほか蓄積した疲労とあちこちの痛みのせいでふらふらというのが実情。
なんでそうなったのかについてもあらためて。
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