Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ペニーさんごめんね、君を守るために

ペニーがベルギー入国許可を得るための健康診断へ行ってきた。

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わたしたち以外のたいていの人間にガウガウする子とあって、クリニックにはいつも手間けるのだが、今回は幸いなことに飼い主1名に限って同伴が許され、妻が一緒に入った。

だからといってペニーがおとなしくなるわけもなく、獣医さんの診察を嫌って吠えるわ噛みつこうとするわの大騒ぎ。

その反動で、クリニックから出てきたときには思い切り可愛らしい態度になるのではあるが・・・ 

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「こわかったのおおおおっ」

ひとと接するたび、診療されるたびにこれだけ大きなストレスにさらされることは彼女の心身にとってよくない。

獣医の立場からも、暴れられると思ったような診療ができず、ペニーのリスクにつながるという。

そりゃそうだ。

で、勧められたのはクリニックで診療を受けるときのクスリの使用だった。

アドレナリンによる興奮を抑えるもので、服用すると暴れにくくなるという。

獣医師は「薬剤の使用に抵抗感を示す飼い主さんが多いですが」と前置きしつつ、無用な恐怖や怒りを抑えることのメリットを強調していた。

一度ためしてみてはと提案され、鎮静剤を買ってきた。

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効き目には個体差があるが、イベントの12時間前に飲ませると、普段は元気な子が少しぼんやりするような感じでスローダウンするという。

今回の大西洋を飛び越える長旅でも是非、と獣医さん。

長時間のキャリーバッグ、知らない物音とにおい、機内での気圧変化といったストレスは人間には想像できないほど大きいという。

クスリへの反応は個体差が大きいので、とりあえずこの週末に一度試してみて、問題感じたら獣医に相談の流れかな。

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この子の心身に負担の少ないやり方があるのなら、なんでも試してみたい。

体重は6.7kgで、減量開始からマイナス600グラムまできた。

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