きのうバイデン大統領がうちに電話をくれて明らかにしたところによれば、アメリカでワクチン接種を完了したひとは家の外で必ずしもマスク着用しなくてもよくなった。
もちろんホワイトハウスが勝手に考えたことではなく、CDCがそのように発表した。
接種済みのひとが屋外に出るとき(人ごみの中でなければ)マスクを外すことができるようになったのだ。
それ以上の細かい判断は自分でしろということだと思うが、たとえばわたしたちが妻の両親やきょうだいの家(全員ワクチン接種済み)の家を訪ねたとき、これまでのように庭で過ごすのではなく、室内に上がり込んでお茶といったことも可能になるだろう。
多くのひとが懸念しているように、街にノーマスクのひとが増えるにつれ、自分は未接種なのに「コロナ終わった!」と勘違いして羽目を外すひとが続出して感染拡大・・・という可能性は否定できない。
が、接種済み人口がこれだけ増えたなかでは、感染拡大のインパクトはたいしたもんじゃないという疫学的な計算があるのだろう。
今後も紆余曲折はあろうが、ひとまずの着地に向けて事態は動き出しているようだ。
それにしても日本のワクチン接種の遅れはいったいどういうことか。
厚労省によるワクチン認定の遅れが主な原因といわれ、その背景には子宮頸がんワクチン問題にこりごりした厚生官僚の及び腰があるともいわれているが、コロナのような国難のときだからこそ高度の政治判断で大胆に前進させるべきことではなかったか。
日本には、ひとたび何かの問題が起きると、リスクを避ける方向にどっと流れるゼロリスク症候群があり、今回もそれが発動しちゃったかな。
ゼロリスク症候群は、国民性に完全に根付いたものではなく、マスコミが正義ぶって煽り立てることで発症・悪化することが多い。
みなさん、メディアが「安全・安心」といった錦の御旗を振りかざして騒ぐときは、一歩離れてバランスよくものごとを見るクセをつけるのがいいと思うよ。
だがペニーの旅行は是が非でもノーリスクで済ませたい。
課題の減量についてちょっと残念なお知らせがあって、体重6.7kg(開始前からマイナス500グラム)と計測したのは間違いだったもよう。
その後2日間、体重計は6.8kgを表示し続けており、あのときの数字は体重計のバグだったのだろう。なにせメードインチャイナだし。
そうそう甘くはないということだが、あまりに急な減量は健康をそこねるだろうし、まあボチボチやっていこうかと。
大好物のチーズは指の先ほども差し上げることなく、今んとこ包み紙の廃棄前処理をお願いしている程度。
日本にお住まいのみなさん、ワクチンが届くまでどうかどうかご自愛ください。
笑って来年を迎えられますように。
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