アメリカの労働者をうらやましく思う瞬間は、穴だらけの仕事をしても殺されることなく、ケロリとしていられること。
購入から半年たったクルマのオイルを交換するため、ディーラーへ行った。
日本の常識では、最初のオイル交換は無料なことが多く、それは無料の6か月点検(スバルは1ヶ月と6ヶ月)に含まれているから。
今回そういうつもりでいたのだが、事前に電話で問い合わせたところ、あなたのクルマは無料点検の対象ではありませんオイル交換には80ドルかかりますと言われた。
新車にそんな階級差別があるとは知らなかったので驚いたが、オイル交換しないわけにはいかんので軽くため息つきながらディーラーへ。
結果、オイル交換だけでなく各種の点検を無料でやってもらえた。
サービスの受け付け窓口でもそういう話は出なかったが、最後に支払いの段になって経理担当者が「無料ですから」とあっさりのたまった。
売ったクルマの情報なんてコンピュータに顧客ナンバーを入れればいくらでもチェックできるというのに、事前に相談した相手もサービスのスタッフも、いい加減な認識のまま仕事をするテキトーさが実にアメリカ的。
ブルーカラーやるならこの国に限ります。わたしいい加減なところがあるので、日本だと死にます。
日本もアメリカもだめなときはベトナムへ行きましょう。
帰路に立ち寄ったショッピングセンターはいわゆるベトナム村になっており、うまいメシが食える。
70年代にベトナムの共産化を嫌って「南」から逃げ出してきたひとたちが掲げる南ベトナム国旗が、星条旗と並んで半旗になっていた。
コロラドのスーパーで起きたばかりの銃乱射事件の犠牲者10人を悼むものか、あるいはこのところ頻発しているアジア人襲撃への抗議を込めたものなのか。
タケノコやウズラの卵入りの焼き飯と、バーミセリに生春巻きを添えていただく。
ペニーさんはバーミセリの焼肉部分をご所望だったので、そこそこのサイズの肉片を4個召し上がっていただいた。
がっついている写真はない。
エデンセンターというこのモール、居並ぶレストランには配達人が盛んに出入りし、それなりの売り上げがあるようにも見えたが、コロナで青息吐息墜落寸前の低空飛行という新聞報道もある。
DC・バージニア地域の皆さん、できればエデンセンターを応援してあげてね。
店内でも食べられるが、今は駐車場の一部をつぶしてピクニックテーブルが置いてあり、そっちなら安心できる。
妙なファーストフード行くよか、メシはやっぱりアジアっしょ。
みんなでなんとか切り抜けよう!
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