バングラデシュ経済の金まわりにほんの僅かでも貢献し、同時に自分たちが楽しい思いをしましょうというまあまあな心掛けのイベントが行われた。
妻の同僚宅の庭に民芸品の作者を招いた即売会。
引越し荷物の発送にぎりぎり間に合うタイミング。なにかいいものがあったらゲットするつもりで出かけた。
以前にも同様のイベントに顔を出したが、そのときと比べて品物のクオリティが高い。
でっかくて美しいタペストリー、レストランでも開くんならアリだけど、もちっと小さいのがあったらねえ・・・
小型のものは、バングラデシュの農村風景や伝説を描いたものが多く、しかも今回のやつは微妙な色の使い方といい作業の丁寧さといい、なかなかよろしい。
ただ、これについては先日絵を買った日に購入済だったため、後ろ髪を引かれつつ断念。キリなく買える身分ではない。
木彫にもいいものが多かった。
引田天功さんによって切断された象じゃなくてブックエンド。
妻が引っ張れていたが、しばらく考えた末、アフリカにもよくあるデザインだから「バングラ記念としては弱い」という判断により見送り。
妻が選んだのは鹿さんだった。
南インドからヒマラヤ地域にかけて多く、世界的にも広く分布するアクシスジカだと思われるが、日本の鹿とどうちがうのかね?
それはともかく、妻が鹿を選んだ理由に笑ってしまった。
ただ飾っておくだけではなく、ちゃんと仕事ができる子がほしかったのだという。
具体的には、クリスマスのときトナカイのような飾り物(こんな感じとか?)を着せたいらしい。
いやそれやったらトナカイにせーやと突っ込んだら、トナカイもシカ科なんだからまーえーやんと。
で、大役を仰せつかった鹿さん、写真の4頭うちのどの子でしょう?
クリスマス飾りといえば、たいへん残念なことが起きた。
引越し荷物を送り出した翌日、普段は使っていない客室のベッドの下から、こんなものが出てきた。
そう、ドアを飾るアレ。
このリース、そのへんの趣味とインテリアのお店みたいなことろで買ったやつだけど、妻がすごく気に入って使っていた。細かい金箔がまぶしてあり、門灯でキラキラ輝くのがきれいなんだよね。
これがどうしてベッド下に隠れていたのか、どうせわたしがやったことだろうが、さっぱり見当がつかない。最終チェックが甘くて見逃してしまった。
いずれにせよ、こんなデカいものを持って旅行するわけにはいかず、ダッカに置いていくことになる。
妻がけっこうがっかりしていたことに心が痛むが、ベルギーでいいのを買おうね!
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