Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

引越し準備にちょっと焦りながら乾燥糸こんにゃく

先週の帰宅いらい、1月の引越しに向けた準備で忙しくしている。

ブツの仕分けにけっこう頭を使わなくてはならず、なぜかわたしはそっちが不得意分野のため、妻のお手伝いをしているだけだが。

荷物はいくつかのカテゴリーに分かれる。

1.捨てるもの

2.ダッカでひとさまに差し上げるもの

3.船便で次の任地(ブリュッセル)に送るもの

4.航空便でアメリカ(赴任前の研修地)に送るもの

5.日本経由でアメリカへ移動するときの手荷物

 

捨てるものと差し上げるものは難しくない。

ダッカ赴任にあたり、途上国暮らしで困らないだけの生活用品や保存食などをけっこう持ち込んだが、9ヶ月の留守のあいだに期限切れになった食品を捨て、ブリュッセルでは不要な生活用品をダッカのどなたかに使っていただくだけのこと。

ひとつ難しいのは、この機を利用した断捨離。暮らす土地が変わるたびなんだかんだモノは増えていくが、放置すればえらいことになるから、ひとつ増えたらひとつ減らす、あるいはそれを上回る断捨離が求められる。

一般に途上国であてがわれる宿舎は面積に余裕があり、先進国では狭くなるという事情もありで。

 

船便・航空便・手荷物の分類は、かなり複雑なパズルになる。

手荷物には重量制限がある。

航空便には禁止物が多い。

船便はブリュッセル赴任後、数ヶ月たたないと届かない。

こうした基本条件をもとに、行く先々の季節と、そこで必要なものを割り出していく。

ジグソーパズルの「ピース整理」さながらにブツの小山があちこちにできていく。

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引越し荷物の送り出しはせいぜい1月中旬以降のことだから、紅白歌合戦も済んでいない今から慌てる必要はない。本来は。

だがこんな世の中ですもの、どっちかがコロナ陽性にでもなったらすべてがグッチャグチャになること間違いなく、早めに準備しておきたい。

コロナ以外にもデング熱やマラリアがあり、わたしたちは毎日のように蚊に刺されている。

就寝中、蚊帳に接触した皮膚を外側から刺してくるやつ。堂々と蚊帳のなかに入り込んできて好き放題に刺すやつ。

こいつらの何匹かに1匹は病原菌持ちというリスクを忘れるわけにはいかない。

 

面白い発見もある。

2週間の自宅隔離中はろくに買い物ができず、野菜やパンの出前でしのいでいる状態。乏しい食材でエイヤッな料理をつくってみた。

残りわずなかコメでつくった炊き込みご飯の残りに、炒めたゴーヤ。

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ピンク色は缶詰のハム(スパムみたいな)。

半透明のやつは乾燥糸こんにゃくで、もちろん本物には劣るけれど、外国にいて熱湯5分でもどせて歯ごたえよく糖質カットになるなんて、こんな有難いものはないと思った。

とにかくこの不思議なご飯を妻が発案し、言われるままに作ってみたところ、新しい美味しさにたいへん満足した。

こんなもの作るやつぜってーおらんやろけど、参考までに味付けは炊き込みご飯(ふたり分で1膳)とハムの塩分だけで十分。

ちなみに乾燥糸こんにゃくは、日本から大量に送って「これから食べるぞー」というタイミングでコロナ退避となり、すでに賞味期限が迫っていることから、ただいまガシガシ消費中。

日本滞在中にふたりとも体重増やしちゃったってのもありで。 

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