Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

詰めの甘いPCR検査所

バングラデシュのルールが変わり、入国にコロナの陰性証明が必要になったため、成田空港で検査を受けた。

PCR検査を提供するところは都内にもたくさんあるが、英語の証明書の発行にスゴイ料金がかかったり、当日中に結果が出なかったりと不都合が多く、便利なところを探していた。

11月はじめに成田国際空港PCRセンターが開かれ、最短2時間の待ち時間と、英語証明書込みの料金3万2500円がリーズナブルに思えたので申し込んだ。

飛行機が遅めだったら当日検査でいいのだろうが、わたしたちは朝出発のため、前日検査にした。

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無粋な写真で申し訳なし

この検査所、立地の良さは有難いのだが、運営の甘さが残念だった。

 

■ なんで知らせてくれない?!

唾液の提出後、3時間で検査結果が出るので、そのとき戻ってこいといわれた。ただしPCR検査では擬陽性が出ることがあり、その場合は追加で1~2時間待つことになるという。

だったら擬陽性になったことを電話などで知らせてくれれば、無駄足を踏まずに済むのだが、この検査所ではそういう連絡はしないという。出頭しなければ教えてくれないという役所のような対応、なんとかならんもんかね。

一方でしっかり陽性だった場合は、すぐに電話で知らせてくるという。ただちに保健所の管理下に入るべき感染者だから連絡を急ぐわけだが、それができるんだったら擬陽性についても教えてよという話。

 

■ 唾液は擬陽性が多いのに

鼻の奥に検査棒を差しこむ検査とちがって、唾液は擬陽性になる確率が高いという話を、唾液の提出後に聞かされた。

そういう重要事項についての説明なしに「検査方法はどっちにしますか?」と問われ、苦痛の少ない唾液を選んでしまったわたしたちが愚かだったのだが・・・

このことは待ち時間の延長にもからむことであり、ユーザーとして見過ごせない説明不足だと思う。

 

■ 3時間が4時間に伸びちゃった

受け付けの時点でわたしたちの待ち時間は3時間といわれたが、あとで話が変わった。唾液を分析所にまわすタイミングに「ギリ間に合わなかった」せいで次の組にまわされ、4時間待ちになったのだという。

わたしたちは問診票の記入から血圧測定、唾液採取まで一切もたつくことなくサクサクこなし、先着の客を追い越すほどだった。それなのに間に合わなかったというのは、スタッフの見通しが甘かったからだろう。

開業から1ヶ月半という事情はあるだろうが、対応にしろうと臭さが目立ったというか、詰めの甘さを感じたことが残念。

 

以上のことを考えると、検査を出発前日にしたことは正解だった。

当日に出発するひとが「3時間待ちです・・・あちょっと待って4時間だったわー」とやられたんではツラすぎる。

成田空港という地の利をいかしたサービスなので、このPCRセンターにはがんばってもらいたい。

あとひと息だと思うよ!

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