Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活~ただ今アメリカにコロナ退避中

彼女の「最期」のすごし方

昨年、妻の友人が乳癌で亡くなった。

進行がきわめて早く、発見されたときにはすでに手遅れといっていい状態だった。

小学生の娘ふたりを残し、さぞかし無念の死であったことと思う。

このたび夫のジョンさんが募金を立ち上げた。

集まったお金は、ニューヨークにある癌専門病院の乳癌部門に贈られ、治療法の研究に生かされることになっている。

ここは80人以上の専門医を擁し、全米で最多の患者を受け入れているという。

臨床の実績を踏まえ、最先端の研究がおこなわれているが、慢性的な資金不足に悩まされており、今回の募金はそれを手助けすることが目的。

技術が発達すれば自分の妻のような悲劇を減らすことができるという、ジョンさんの願いをこめた運動だ。

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現時点ですでに目標額を超えてはいるが、こういうふうに生きるお金はいくらあってもいいので、お気持ちのある方はご協力を。

(10月中の寄付については、その3倍の額が篤志家の寄付により上積みされるという)

 

死に向かう彼女の生き方は印象的だった。

癌が見つかり、手のほどこしようがないと知ったとき、彼女は家族とともにたくさんの旅に出かけた。夫のジョンさんは休暇をとり、娘たちは学校を休んで同行した。

フェイスブックで見る旅先の写真には、いつも彼女の穏やかな笑顔があった。

噛みするほどの無念はあったにちがいない。

だがそれを飲み込み、自分の愛するものをしっかりと抱きしめながら彼女は去っていったのだろう。

見事な最期だったと思う。

生きることは死ぬこと。

そんなふうに自分の生と死を一致させることが、自分にはできるだろうか。

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