Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

くたびれたホテルがウッハウハな理由

まず、うちの目の前に建った奇妙な構造物のことだが、相変わらず正体不明のまま、最近になって別の妙なものが建ちあがった。

右奥に出現した灰色のものはなんじゃ?

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建設系の知識はないが、砂やコンクリ―トの粉とかを一時的に保存しておくサイロのようなものかもしれない。

こうなるとビルひとつ建てますとかいう規模ではなく、とてつもない開発プロジェクトが進行中なんじゃ・・・

 

となったところで思い浮かんだのが、ブロックひとつをはさんだ近所で行われている別の工事

広大なブロックがまるまるアマゾン第二本社になるというウワサは、その後に調べたかぎりでは本当なんだが、驚いたことに第二本社ビルは2棟建つことになっており、ふたつめの敷地がこれだというのだ。

するってえとこの界隈は、完全にアマゾンタウン化するんだな?

そうなれば、わたしたちが滞在しているこのアパートをはじめ、地域の賃貸住宅は家賃が高騰し、小役人なんぞの給料で住める街ではなくなるだろう。

 

この流れに乗ったと思われるのが、タイトルにある「くたびれたホテル」でありまして、それは上の写真に写っているビル。工事中の用地の隅っこに食い込むように建っている。

見た感じ60年代くらいの建築で、わたしたちがダッカから到着した晩から数日を過ごした思い出のホテルだが、中身もいい感じで古びており、商品力は着実に低下している様子だった。

そこへ降って湧いたのがアマゾンタウン化への流れ。

上昇気流に乗って爆裂ビジネスしねえ手はねえぞ!

と思ったのだろう、最近ある企業がこのホテルを約100億円で買収した。

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今朝その前を通ったら、きのうはなかった黒いフェンスで囲まれていた。

もしかしてもしかしてリノベ工事が始まる?!

ハイエンド装備満載のおっしゃれなホテルに仕立て上げ、世界中から集まるアマゾン社員のウッハウハ出張旅費を吸い上げてウッハウハ儲けちゃう?!

 

な妄想がはかどる秋の週末。

アマゾンはコロナのせいで大儲けして、今後いっそう勢いづくに違いない。そして地域のアマゾンタウン化はきらびやかなものになるだろう。

そのぶん空き地の森や小動物が消えてしまうのは残念だが、人間どもがここを都市にすると決めてしまったのだからしょうがない。

なにしろ人間というやつは、地球上で唯一自然破壊をする生き物だ。

アマゾン第二本社、22階建てクラスのビルが何本か建つようでっせ。

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