昭和から平成にかけて活躍した寺尾というお相撲さんがいて、たぐいまれな天分に恵まれながらも、太れない体質がたたり、大関を嘱望されながらも届かなかった。
寺尾は大きくなる努力は惜しまなかった。ベテラン時代の彼の素顔を追った番組で印象にのこったのは、食事のたび大量に飲むプロテインドリンクだった。
巨大なコップになみなみと注いだやつを、押し込むように苦しげな表情で飲み下す寺尾。
相撲取りってタイヘンだなあ・・・
そう思ったのが、プロテインドリンクとの初めての出会いだった。
お相撲さんやボディビルダー専用と思っていたプロテインを、今になって自分が飲んでいるのだから人生はわからない。
そっち方面にデビューしようってんじゃないよ。歳をとるにつれて衰える筋肉をつくる力を補うためだ。
半年におよぶ巣ごもりのせいで筋肉が衰えがちということもある。
あのとき寺尾関が飲んでいたのは無味(つまりクッソまずい)プロテインだったが、いまはいろんな味のついたやつがあるようで、うちでは ISOPURE というブランドからよさげなのを選んでみた(写真右)。
そこに食物繊維のパウダー(オプティファイバー)を加え、さらに大麦の青汁(KOS)をぶっこむ全部入れドリンク。
プロテインの粉末はダマになりやすいので、 混ぜ混ぜ用のボトル(Blender Bottle)も入手。
丸型のバネを入れて振り回すとダマが消える。
味付きとはいえどえらい旨いものではないので、冷蔵庫でよく冷やして飲むのがオススメと言われており、実際そうだった。
プロテインだのサプリだので補強せんといかん年代ってのはほろ苦いもんだが、むかしはこういうのがなくて、年寄りは年寄りくさくなるしかなかったことを考えればシアワセだ。
金はめっちゃかかるけど。
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