「イヌの80%は3歳までに口内疾患の兆候を見せ始める」という歯磨きセットの宣伝文を読まずとも、ペニーの歯はきれいにしておきたい。
まだ若い歯は全体に真っ白で、歯垢も見られないが、大きな歯の深い谷間には何か黒っぽいものが詰まっていたりして、気になっていた。
2種類の歯ブラシつきのセットを買い、試すことに。
大きなほうのブラシにジェルをしみ込ませ、近づけてみる。
舐めてくれるかと思ったが無反応。パクリとかみついてくれることを薄々期待していたが、そうはいかないんだな。
口もとをこちょこちょしたりして一瞬口が開いたところにブラシを当ててみる。
まったく応じる気配なし。
そんなこと言わずにたのむよ~
というわけでペニーさんの全力抵抗にあって突撃部隊は総崩れ。
なんにもしないわけにもいかないので、小さなほうのブラシを試してみた。
指にはめるもので、ブラシはラバー製。
これに替えたからといってペニーがあんぐりと口をあけてくれるわけではない。くちびるをめくって歯の外側をひととおり撫でるだけでプロジェクト初日は終了。
これでペニーには恐怖感が芽生えてしまったはずだから、歯磨き部隊は数日のあいだ活動停止。
指で歯にさわって慣れさせるとか、おやつで釣って口を開けていられる時間をのばすとかいったトレーニング法を試すつもりだ。
なんでもゴリゴリと噛み砕くペニー。
健康な歯をいつまでも守ってあげたい。
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