ペニーがすごく不得意なものがあって、それは散歩。
ハァハァいってリードを引っ張りまくり、右へ左へ忙しく進路を変える。
脳が興奮しちゃってる状態。
わんこによくあるパターンだが、脳がのべつ暴走している状態は心身の健康によくないので、矯正したいと思っている。
興奮していいのは室内でのボール遊びや、ドッグランで大暴れするときだけ。
散歩は飼い主のいうことを聞いておとなくし歩く。
というふうにきちんと区別をつけることが目標だ。
ドッグトレーナーなどが教える方法のうち、ペニーに合いそうなものを考えながら試している。
だがこの子は、野良犬として必死にエサや敵を探してちょこまかしてきたにちがいなく、落ち着かなさは筋金入り。
そのせいか飼い主がアホなせいか、理想の散歩プロジェクトは難航している。
散歩訓練にはいろんなアプローチがあるが、今のところペニーには前を歩かせないように心がけている。
イヌ界で先頭を歩くのはリーダーであり、リーダーには進路を決める権限があるから、ペニーは好きなように動こうとする。
だからリードを最短にして持ち、ぐいぐいと引っ張るときは停止させたり、逆方向へ行かせたりすることで、思い通りにはならないことをペニーに学ばせる・・・
という原理にのっかって訓練しているのだが、筋金入りのペニーを相手に決して順調とはいえない。
とくに散歩の序盤、トイレが住むまではモーレツな勢いで引っ張っていくし、お座りしてクールダウンさせようとしても、明らかに脳が暴走しているのがわかる。
トイレが終わって少し落ち着き、なおかつドッグランでへとへとになるまで暴れたあとは、まあまあ言うことを聞いてくれる。
いちばん具合がいいのはマンションの廊下で、周囲に気を散らすものがないこともあってか、けっこう大人しく歩いてくれる。
下の動画では、私の真横か少し後ろを歩いており、リードはたるんでいる。前に出てしまうときは No! といってちょんと引っ張れば下がってくる。
いつもこんなんやったらええんやけどなー。
わんこが人間について歩く訓練にはいくつか方法があって、たとえば人間の膝のあたりにおやつをかざしながら前進し、次々に食べさせることで「これは美味しいポジション」と思わせるのがポピュラーらしい。
これはよさそう!と思ってペニーに試してみたが、すでにこの子には食べ物を見たらお座りして OK! を待つ癖がついているせいで、歩きながらおやつを食べさせることがすごく難しかった。
そんなわけでただいま絶賛研究中。
わんこは十匹十色だからこれで決まりという方法はないと思うが、参考になりそうな情報あったら是非ご教示いただきたし。
成果が出たアイデア提供者には、飼いイヌ・ネコちゃんが喜ぶおやつをプレゼント!!するかどうかについて検討はしてみます。なんか問題ある?
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