寝室のドアが外れそうになった。
ドアの蝶番(ちょうつがい)を柱に留めるネジが緩んで抜けてきたせいで、ドアを開けるたびガタンと斜めになる。
閉めるときヨイショッと持ち上げて枠に押し込むのがけっこう大変なことは我慢できるとしても、このまま放っておいたらいずれネジが全部抜けてドアが落ちてくるだろう。
この不具合、3月に入居したときから感じていたが、洗濯機のときと同じく、作業員が入るのをきらって放置するうちに悪化した。
仕方がないので、かつては日曜大工の小鬼と呼ばれたこともあるわたしが出動。
緩みの原因は、ネジ穴の「山」がつぶれてグザグザになっていることだった。過去にネジを強く締めすぎたからだろう。
本式に修理するなら、蝶番を別の位置にずらして新たにネジ穴を開けるところだが、当方には工具がないし、そもそも間借り人としてそれはできない。
そこで引っぱり出してきたのが瞬間接着剤。ペニーのおやつ容器の蓋を改造するため妻が買ったものだった。
それをグザグザになったネジ穴に流し込む。
接着剤は空気に触れるとすぐに固まりはじめるので、急いでネジを入れる。
洗濯機のときに大活躍したわが家唯一の工具、スイスアーミーナイフの出番だ。
ねじ込むときの感触がふわっとしていて、こんなんでうまくいくのかどうか不安。
接着剤がしっかり固まってネジ山の代わりをしてくれることを祈るばかりだ。
という応急処置から1週間がたった。
今のところドアが落ちてくることはなく、それどころか正しい位置にぴたりと収まったままでいるところを見れば、まず成功だったのではないか。
瞬間接着剤、なかなか有能。
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