旅行
パリでは紅茶やクッキーで知られるフォションが運営する Fauchon L'Hôtel Paris に滞在した。ほんとは3泊したかったけど、1泊目の土曜日がバカ高くて他のホテルにせざるを得ず、フォションは2泊となったことを最初に告白しておく。 部屋のグレードは下か…
うちの近所の駅から特急列車に乗ると、1時間40分ほどでパリに着く。 この日(3月19日)、フランスのコロナ感染者数は9万8000人を数えていたが、パリ行きの車内はそこそこ混んでいた。陸路での入国制限はなく、誰でも旅することができる。 ベルギ…
元旦を海岸で、続いて要塞の街ダンメで過ごしたあと、クリスマス以来のブルージュへ。 地図によく表れているように、ブルージュもまた外敵から身を守るため周囲に堀をめぐらせた島状になっている。 今回は、島の外側に宿をとった。贅沢なホテルに泊まろうに…
ようやく元日の出来事にブログが追いついた。 朝、あり合わせのもので雑煮をつくり、屠蘇のかわりに抹茶を飲んでセレモニー気分を出したあと、海に向かった。 海岸でペニーが大興奮。 この投稿をInstagramで見る ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアし…
クリスマスのブルージュで泊まったのは Hotel De Castillion という旧市街のただなかにあるホテル。 古い住宅を改装した小ぶりなホテルで、クリスマス飾り以外には気張った感じがなくて好ましい(hotels.comでの評価はかなり高い)。 ホテル予約サイトのポイ…
ブルージュでマジに注意してほしいのは、馬車のこと。 かっぽんかっぽんと行き交う観光馬車は、急に狭い路地に入ってきたりするのだが、そのとき道端でぼんやりしていると巨大な車輪に足を踏まれるってか下手すりゃぶっ飛ばされるぞ。 こっちがちゃんと見て…
近所の薬局の仮設コロナ検査室がにぎわっている。 昼も夜も常に20~30人ほどが並んでいる。自覚症状があるのか、元気だが仕事などで必要になったのか、皆さんたいへんなことだ。 ベルギーの新規感染者数は11月いらい2万人前後の高止まりを続けてきて…
自爆覚悟で各地のクリスマスマーケットをハシゴしたわたしたちは、12月25日、古都ブルージュにいた。 中世の街並み(世界遺産)の中心には高さ83メートルの鐘楼がそびえ立ち、そこらの観光地とは渋さの格が違う。 ベルギー旅行するなら絶対に行けとい…
古い街を訪ねるのなら、その雰囲気に合った渋い宿に泊まりたいものだが、ドイツでも経験したとおり古い建物は防音・断熱・水回りなどに問題あることが多い。 とくに複数泊する場合は、快適に過ごし、ぐっすり眠ることが重要で、その意味で今回アーヘンで利用…
返信が遅れますことご容赦くださりませー。 元日にブリュッセルを出て、海に近い地方を放浪しています。 グダグダの楽しいお正月。その模様については帰宅後に。 ブログのランキングというのがあって、これをポチしていただくとたいへん励みになります。
ケルンから始まったドイツのクリスマーケット・ツアー(笑) その後デュッセルドルフを経てベルギー国境に接するアーヘンに転進した。 8月に訪ねて個性的な大聖堂を堪能したこの街では、幸いなことにクリスマスマーケットが全滅しておらず、大聖堂のお膝元…
クリスマスマーケットって、思てたんと違ごてびっくりした。 オミクロンの嵐が吹き荒れ、ドイツ全土でクリスマスマーケットが次々と中止されるなか、いくつかはかろうじて生き残った2021年。わたしたちはまずケルンから攻めた。 ブースター完了者ですら…
アルザスは、北上するライン川の左岸にひろがる南北に長い地域で、西側の山脈が冷たい風を防いでくれるおかげでブドウ栽培の適地となり、盛んにワインが作られてきた。 この南北170kmにわたるワイン産地を貫くアルザス・ワイン街道沿いには、中心都市コ…
君たちは日本の恥を振りまいていた。 12月13日(月)の晩、デュッセルドルフ「そば庵」で閉店時間まで騒いでいた5人組、君たちのことだよ。 9月に訪ねたデュッセルドルフにまた来たのは、優れた日本食を求めてのこと。 「日本にいてもこれだけの蕎麦に…
ストラスブールから1時間ほど南下したところにコルマールという街がある。 人口7万たらずの街だが、アルザスワイン地帯の中核都市として栄えてきただけあって、伝統的な建物にも立派なものが多い。 コルマールといえばココ!という映えスポットには、カラ…
独仏の国境線沿いにあるストラスブールは「いわく因縁多すぎ」の街ではあるけど、フランス語が話される路上でプレッツェル(ドイツ発祥の焼き菓子)の屋台が人気を集めているのを見ると心がなごむ。 残念ながらわたしはプレッツェル党ではなく、記念にちょっ…
ストラスブールの旧市街は徒歩でめぐるのにちょうどいいサイズだが、ミニ・トレインも悪くない。 運賃7ユーロをドライバーに払う トレインは大聖堂前を起点に2系統あり、ひとつはプチ・フランスという絵になる地区を、もうひとつはドイツ帝国領時代に築か…
まずはストラスブールのホテルから。 Hôtel Sofitel Strasbourg Grande Île ソフィテル ストラスブール グランイレは五つ星なりの料金をしっかりとるが、立地のよさと接客の面でそれにふさわしい宿泊体験になると思う。 スタッフは仕事熱心で、たとえばチェ…
IKEAジゴクから無事脱出し、ストラスブールに着いた。 地図を見れば一目瞭然、この街は独仏国境にあり、それがためにとんでもない運命に翻弄されてきたのだが、それについてはあたらめて触れるとして、とりあえずストラスブール市内をぶらついてみよう。…
水曜から週末にかけてストラスブール(フランス)へ行くことにしていたが、火曜の夕方、妻の勤務明けとともにブリュッセルを離れた。 中間点の Arlon アルロンという隣国ルクセンブルクに接した街で高速を下り、ホテルに泊まった。 翌朝目にしたのはガチで高…
アントワープは街なかのホテルでは駐車場代が目の玉をひんむくほど高いことなどの事情により、郊外へ出た。 Hotel Kasteel Solhof を直訳するとソルホフ城ホテルだが、建物を見るかぎり貴族の館というたたずまい。 オリジナルの建物が失われたあと1980年…
アントワープに着くやいなや遅い昼食を求めてレストランに飛び込んだ。 コロナ感染爆発の直後だから、席はなんとしてもオープンテラスを選んだわけだが寒い。かなり寒い。 USB充電のチビカイロがめちゃ役に立つけれど、体の中からもしっかり温めないとあ…
土曜の朝、あそこまだやったなという話になって出発。1時間弱のドライブでベルギー第二の都市アントワープに着いた(オランダ語ではアントウェルペン)。 「フランダースの犬」の舞台として知られるだけあって、いきなりコレ。 ネロ、眠っちゃだめだよおお…
アメリカの官舎(うちの場合は借り上げマンション)は入居者が壁をどんな色に塗ってもかまわないし、額縁の釘をばんばん打ってもOKってのはおそらく役所にかぎったことではなく民間でも常識で、皆さんそうした環境をフル活用してたいへん上手に部屋を飾っ…
ヘント(またはゲント)というベルギーで三番目に大きな街をちょっと散歩してきた。 クルマがまだ休業中だったので、電車で出かけた。 ペニーには念のためサンダーシャツを着てもらったが、この子は1号2号と一緒にいればたいたいの場所で落ち着いていられ…
世界遺産アミアン大聖堂は、その足元に寄り添うようにして庶民が暮らしている。 街並みはけっこう可愛らしく、観光客に人気なんだが、家によっては素っ気なく小汚いままでいるところが散見され、たとえばドイツには古い民家をカラフルに塗装し過剰なまでに飾…
おそらくペニーにとっては生まれて初めての海。 キャップ・ブラン・ネという砂浜でペニーが何をしたのかというと、めちゃくちゃ興奮した。 すごい勢いで走り回る。砂の感触が楽しいのかもしれない。 ペニーの大好きな石投げを妻がしかけたところ、すごいテン…
アミアンという地名、わたしはつい一昨日まで知らなかったのだが、えらく有難い教会で知られているのだそうで、それはホテルのすぐ前にあった。 山かよってくらいのカタマリ感をほこるこの建物は、ノートルダム大聖堂という。 パリのノートルダム大聖堂に並…
ブリュッセルを出発して1時間ほどでフランスに入った。 偉大なる農業国家に敷かれたハイウエイを駆け、わたしたちはアミアンに到着。 すでに夕方だったので、腹ごしらえを急いだ。 せっかくだからフランスらしいものを食したく、レビューで高評価のレストラ…
「商売」なんて失礼な言い方をしたが、王位について国民に尽くす者のやりがいという話です。 ドイツのドライブ旅行を終えたわたしたちは、ブリュッセル自宅にクルマを置いた翌日、列車でふたたびドイツを目指した。 行先はデュッセルドルフ。ベルギー国境に…