Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ベルギー暮らし

ウクライナ国旗を掲げたわけ

おととい、ブログのトップの写真に「ウクライナ連帯」の表記を加えた。 いうまでもなく、踏みにじられたウクライナ国土の回復、いのちと自由の尊重とともに、邪悪な侵略者ロシアへの怒りがこめられている。 わたし個人はウクライナに対して寄付ぐらいしか貢…

思わぬ大失敗

ウクライナにあるヨーロッパ最大級の原発がロシア軍の砲撃をうけたというのだが、こんな乱暴なことをしてもしも原発がメルトダウンしたら、ブリュッセルにいるわたしたちは即刻アメリカへの退避を命じられるだろう。身の回り品をスーツケースに詰められるだ…

「お相撲さんのこぶし」食べてみた

こってこてのソーセージが「足し算」の成果だったのと比べ、今度のやつは「引き算」の妙技だった。 お相撲さんのこぶしほどもある豚肉。 6ユーロ(780円)くらいで、調理済みの肉としては安価。庶民のふだんメシなんだろう。 これにナイフを入れると・・…

どなたかベランダ貸してください

ウクライナ侵攻はヨーロッパの出来事なので、ブリュッセルにいても落ち着かない思いをすることがある。 侵攻開始後すぐに反露デモが行われ、街が青と黄色のウクライナ国旗色に彩られ、ロシア大使館前の歩道上にはプーチン非難のメッセージが書きこまれ、緊張…

かなりやばいソーセージ

朗報といえばけっこうな朗報なんだが、3月1日以降わたしたちが日本へ入国するときはホテル隔離も自宅待機もなく、空港から公共交通機関で移動可。 イェイ!コロナ以前とおんなじだぜ。 ただしこれには条件があり、「指定国」からの入国でないこと、ワクチ…

ならず者がお好き?

日本人がそんなにプーチンのこと好きだとは知らなかったので驚いた。 今から5年前のことだが、アメリカの代表的な世論調査機関(ピューリサーチセンター)の調査によれば、18~29歳の日本人の49%がプーチン大統領に好意的な意見を持っていることがわ…

嵐のあと、あれを丸ごと放り込む

とにかくすんごい嵐だった。 先週末ヨーロッパを襲った温帯低気圧「ユーニス」は、イギリスやオランダをボコボコにしながら通り過ぎていった。 かなりの死傷者を出したこの嵐は、ベルギーにもけっこうな爪痕を残した。 海岸線から100km内陸に入ったブリ…

あと200年待たなきゃいかん?

いまだに侵略戦争しそうでしないプーチンだが、このまま引っ込みがつかずウクライナを攻撃すれば、厳しい制裁などによってロシアは苦しむことになり、隣国の領土をつかみ取ったからといって果たして勘定に合うかどうかわからない。 だが中国はそうでもない。…

けぇむしょにいってめえりやした

私たちが住んでいるのは St. Gilles サン=ジルという地区で、もとは独立した自治体だったのが、「大ブリュッセル」に統合され、現在ではブリュッセルの「基礎自治体」のひとつになっている。 人口5万ほどのサン=ジルの街を、これまではあまり探検してこなか…

化け物、さばいてみた

いつものマーケットには魚屋のトラックも来ていて、ベルギー人は肉ばっかり食べるのかと思ってたけどトトも口にするんやね。 日本の魚屋には切り身が並ぶことが多いが、こっちの魚屋は丸ごとごろりで売ることが普通のような気がする。 そのため拙者、魚のさ…

ならず者は締め上げるしかない?

わたしは個人的に会ったロシア人はたいていが「無類のお人よし」と感じさせるキャラクターで、実に愛すべきひとたちだと思っている。 ところが国家という集団になるとロシアは粗暴なならず者に豹変する。 内政的には法律を都合よくいじって大統領の座に20…

やっぱり不足してました

冬季うつが疑われている小生の健康状態。血液検査の結果が送られてきた。 受診以前から妻が強く疑っていたビタミンD不足が確認された。 正常値30ー100とされるところ、わたしは23しかなかった。 これで冬季うつの疑いがかなり濃厚になったので、処方…

プチ不登校から救い出してくれたのは

小学3年生から4年生のころ、学校へ行かない日がけっこうあった。 理由はよく覚えていない。授業についていけないとかイジメとかの明白な原因はなく、なんとなく学校がかったるかったのだと思う。 朝起きて「ああ今日も行きたくねえな」と思うと、母親に頭…

俺は「うつ」なのか?

クスリを山ほど買ってきた。 すべて発症後かれこれ4か月になるテニス肘の治療薬。なるべく右腕に負担をかけぬよう気をつけてはいるが、利き腕だから避けられないこともあり、少しよくなっては痛みがぶり返してを続けてきた。 コロナのせいで二の足を踏んで…

嘘つきロシア

以下はアメリカ政府によるツイートであり、この国に対して信頼感ゼロのひとが見ても意味をなさないが、アメリカとロシアを比べたときロシアのほうが嘘が多いと感じているひとにとってはそれなりの説得力があるだろう。 Russia is intentionally spreading ou…

そこはさすがに横文字民族

土曜は久々の快晴。 しかも、つい最近まで午後にならないと差しこんでこなかった日光が、午前中に部屋に届いた。 そのインパクトは想像以上で、「おお生きる元気が・・・」みたいな気分になるのだから人間は単純。 空には白いチョークのようなジェット雲が行…

それはズルいよヨーロッパ

ロシアが嘘つきだという話を書こうかと思ったんだが、その前にヨーロッパ人もたいがいやなあな件について。 まず下記のツイートは1月28日のアメリカ国務省。 The United States has now delivered 400,000,000 #COVID19 vaccine doses to over 110 countr…

動けない…

朝から体が重くっていけません。 低気圧のせいか、立っているのがやっと。 夕方までは頑張ったんだけど、ペニーの散歩を済ませたあと寝床にもぐり込み。 それでも腹だけは空くから、どげんかせんといかん。 これが生きるということだなあ・・・ ブログのラン…

女性スタッフの反発

これがオーベーの現実である。 妻の職場で、えらいひとが出演するビデオを作ることになった。 顔色をよく見せたり汗をおさえたりするための簡単なメーク道具を用意し、撮影時にご本人が希望すれば使うことになっていたが、メークをほどこす担当者を決めてお…

この水道水なんとかならんのか

きのうの午前中、妻が同じオフィスで過ごしていたスタッフがコロナ陽性と判明。 どれほどの距離と時間だったのかにもよるだろうが、妻は濃厚接触者といえるかもしれない。 帰宅後「なるべく別々に過ごしたほうがいいかしら」と言っていたが、ひとつ屋根の下…

ペニーさん、だいじょうぶ?

なんだか体調がすぐれず、朝の散歩に出たのは11時すぎだった。 寒いのが苦にならないのは戌年生まれのわたしがほんとにイヌだからだろう。あっちの公園からこっちの公園へとペニーさんのお供で歩き回る。 おっ、水仙。 早春の花というイメージがあったが、…

正月だからと暴飲暴食した結果

元旦を海岸で、続いて要塞の街ダンメで過ごしたあと、クリスマス以来のブルージュへ。 地図によく表れているように、ブルージュもまた外敵から身を守るため周囲に堀をめぐらせた島状になっている。 今回は、島の外側に宿をとった。贅沢なホテルに泊まろうに…

梅干しどうしてくれるんだ

おれコロナかよってほど体が重い(たぶん低気圧のせい)ので、簡潔に。 公園が生き返った。 っていうのは簡潔すぎてわけわからんので説明すると、ここへ引っ越してきてから毎日利用していた公園に、最近はトンと足が向かなかった。 秋が深まるにつれ芝生に降…

正月はパリ!の野望を捨てフランドルの旅

ようやく元日の出来事にブログが追いついた。 朝、あり合わせのもので雑煮をつくり、屠蘇のかわりに抹茶を飲んでセレモニー気分を出したあと、海に向かった。 海岸でペニーが大興奮。 この投稿をInstagramで見る ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアし…

泊まってよかった、ブルージュの家庭的ホテル

クリスマスのブルージュで泊まったのは Hotel De Castillion という旧市街のただなかにあるホテル。 古い住宅を改装した小ぶりなホテルで、クリスマス飾り以外には気張った感じがなくて好ましい(hotels.comでの評価はかなり高い)。 ホテル予約サイトのポイ…

プロヴァンスから来たミモザ

わたしが田舎の高校生だったとき大ヒットした「哀愁のヨーロッパ」という曲がある。 カルロス・サンタナのむせび泣くようなギターが世界を魅了した。 哀愁のヨーロッパを聴いたときわたしの脳裏いっぱいに広がったのは、この光景だった。 霧。寂しげな街灯。…

ビール&チョコまみれ、ブルージュのお楽しみ

ブルージュでマジに注意してほしいのは、馬車のこと。 かっぽんかっぽんと行き交う観光馬車は、急に狭い路地に入ってきたりするのだが、そのとき道端でぼんやりしていると巨大な車輪に足を踏まれるってか下手すりゃぶっ飛ばされるぞ。 こっちがちゃんと見て…

突然の出勤命令

机の上で光り輝く装置。 太陽光に近い光線を出すライトで、日照不足による「冬季うつ病」の予防効果があるといわれている。 うちはふたりともまあまあ元気にしてはいるが、けっこう頑張らないと元気でいられない感じもして、もしかしたら冬季うつ病の予備軍…

「不幸な、不幸な街」ブルージュ

自爆覚悟で各地のクリスマスマーケットをハシゴしたわたしたちは、12月25日、古都ブルージュにいた。 中世の街並み(世界遺産)の中心には高さ83メートルの鐘楼がそびえ立ち、そこらの観光地とは渋さの格が違う。 ベルギー旅行するなら絶対に行けとい…

水まわり事件簿2022年

6月にアパートに入居して以来の悩みが、ようやくひとつ解消されたと思ったのだが・・・ 昨日、家電の入れ替えがあった。いずれも30年前、もしかしたら40年前の製品と思われ、いろいろ問題があった。 1)オーブンに設定温度到達を知らせる仕組みがつい…