Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

ベルギー暮らし

10年越しの宿題、かたづく

長い列車旅で最初に降りたのはケルン。 実はわたしども、ケルンには長年の遺恨がございましてな。2012年いらい幾度となくこの街に足を止めながら、世界最大のゴシック様式建築ケルン大聖堂(世界遺産)に入ったことがないという珍しい人種だった。 列車…

お医者さんもツライよ

春めいて、街の景色が明るくなってきた。 いつもの公園に人出が復活するなか、この日いちばん目立っていたのは・・・ ホームレスのひとたち。 ビル陰などで冬をしのいできたのだろう。毛布敷いて寝るにしても、芝生は柔らかいからねえ。 2022年のホーム…

壮大なる列車旅の序章

5月の休暇はヨーロッパの外を予定していた。精神的にも肉体的にもかなり煮詰まった妻の「ひたすら温かい海にひたりたい」という希望をかなえるべく、南洋を目指していた。 ペニーにはおいそれと空路の旅をさせられず、申し訳なけど留守番してもらうことにし…

めちゃくちゃ腹立ってる

うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…

ペニーちゃん、ちっちゃーい!

ハンブルクの駅でわたしたちを迎えてくれたのは友人Cさんと娘のKちゃんだった。 そのとき驚いたのは、初対面のひとには必ず吠えるペニーがワンともスンともいわなかったこと。ふだんは一通り吠えたあと、オヤツをもらううちなんとか落ち着いてくるというの…

プーチン去ったとて

悲観的なハナシです。 ロシアで政変が起き、暴走プーチンが皇帝の座から滑り落ちたとしたら、現在進行中のゴタゴタは収まるだろうか。 新たなロシア政府は「侵攻は間違いでしたゴメンナサイ」と反省してウクライナから兵を引くだけでなく、2014年にウク…

爆笑出島立入禁止事件

帰宅して地下駐車場に入ってからの立ち往生。 行く手に新しいシャッターがあり、これを開ける方法がわたしにはない。 精密なイラストで説明しよう。普段はシャッター①から入場して、左奥の出島へと進む。 ところがこの日は、以前には存在しなかったシャッタ…

ペニーさん、ちょっと人が変わる

人じゃねえなワンコだな。 オリーブとはまずまず平穏な関係で同居がスタートしたわけだが、いくつか心配はしていた。たとえば食べ物やオモチャの取り合いでガチ喧嘩なんてのはワンコにありがち。 でもペニーはいい子だからか弱虫だからか、オリーブにオモチ…

グーグルから大切なお知らせあって

ブログを書き始めてから12年たった。日記のほか世間さまに向かって言いたいことを書くだけ、商売っ気ゼロのブログだったけど、思うところあって2年前「収益化」というのをやってみた。 グーグル・アドセンスという仕組みで広告を表示し、読者が広告をクリ…

オリーブの飼い主さんのこと

オリーブを預かるにあたっては、ちょっとした事情があった。 「ペットの預かり互助会」みたいなオンライン掲示板に登録していたら、オリーブの飼い主Bさんから連絡が来た。家族旅行にあたりペットホテルを予約したが、最初の数日間は空き室がなく、預かりの…

NHK、カゲキな特集ぶちかます

YouTube タレントだと思ってた兄ちゃんがNHKニュースに出まくってて驚いた。 小原ブラス(こばら・ぶらす)というこのひと、Wiki によれば 92年ロシアのハバロフスク市で生まれ、5歳から日本の兵庫県姫路市で育った。「関西弁を喋る面倒臭い性格のロシ…

オリーブをめぐる疑問

オリーブと散歩して驚かされたのは、その凄まじいばかりの悪食ぶり。 路上に落ちているものならなんでも、明らかに食べ物じゃないものにすら食いついていく。 ペニーもその傾向は強いが、強くリードを引っ張ったり No! と言ったりしながら禁止行為であること…

手術と投薬と・・・

オリーブちゃんがわが家に来て初めての朝、カーペットの上で事故っちゃったところまで話した。 それは前夜9時の散歩から11時間後のこと。これくらいペニーだったらまったく平気だが、オリーブにとっては限度を超えていた。 この子のトイレ間隔が短く、散…

の、濃厚接触者?!

日曜日、妻の職場から不幸の手紙(電子版)が来た。 土曜日にエライひとがコロナ陽性と判明し、その濃厚接触者だった職員に向けてのものだった。 「そういうわけなので火曜日に検査を受けてください」 というのだが、なんで月曜日じゃねえの?と思いながら落…

わが家にコーギーが来た

それでは早速ご紹介しましょう、オリーブちゃん(仮名)。 なぜ仮名なのか、その理由を明かすときがいずれは来ると思いますが、それは人間がらみのイヤラシイはなし。 さて、オリーブはメスのコーギー。 妻の知り合いの飼い犬で、一家が旅行に出るあいだ預か…

19世紀の闇にただよう亡霊

このようなものものしい椅子のある部屋で・・・ コロナワクチンのブースター、2回目を打ってもらった。翌日から副反応のためかなりダルかったが、一説には副反応の強さと免疫効果は比例するともいわれており、ここは都合よくその説を信じて少し安心しながら…

ペニーさん、〇〇装着

4月に入ったとたんに雪が来た。 雪を見ただけでウキウキするわたしと違い、ペニーは外に出た瞬間「帰りましゅ」モードに。 ぐずぐずするのを引っ張っていってお仕事してもらうのは、やっぱりムゴイこと?トイレなんてあと半日待ったって大丈夫なんだけどね…

ペニーさん、お見合い失敗

桜と相前後して街路の花がどんどん開き始めた。 実はこれを撮った3日後(4月1日)に雪が降ったり、そのあと最低気温がマイナス3℃まで下がったりと、まだまだ不安定。 けれど時計はとっくに夏時間に突入しており、どんどん日が長くなっている。ブリュッセ…

パリは食い物がうまくねえ、というウワサ

フランスでうまいものを食いたかったら田舎へ行けという箴言を耳にしたことがある。 裏を返せばパリのレストランは(星がつくような高級店は別として)あんまり期待しないほうがいいってことだが、はたしてそうなのか。 わたしたちは3泊4日の滞在中、いく…

ペニーさん、突如としてスタイル変更

ここ数日、散歩中のペニーの行動に異変を感じている。 街路樹などに向かって片足を上げる男の子スタイルではなく、草地でお尻をスイッと下げておしっこする女の子スタイルになることが増えてきたのだ。 おやペニーさん、マーキング欲求が薄まったの? ペニー…

おれの感覚がおかしいのか

バイデン米大統領が「(プーチンを)権力の座に残しておいてはいけない」と発言した件、他国の体制転換を語るのはアウトという至極もっともな声が多く上がっている。 昔から失言の多かったバイデンが勝負所の局面でやっちゃったね ┐(´д`)┌ヤレヤレ という話。 …

フォーション・ホテル・パリで残念だったこと

パリでは紅茶やクッキーで知られるフォションが運営する Fauchon L'Hôtel Paris に滞在した。ほんとは3泊したかったけど、1泊目の土曜日がバカ高くて他のホテルにせざるを得ず、フォションは2泊となったことを最初に告白しておく。 部屋のグレードは下か…

パリ北駅、胸しめつけられた光景

うちの近所の駅から特急列車に乗ると、1時間40分ほどでパリに着く。 この日(3月19日)、フランスのコロナ感染者数は9万8000人を数えていたが、パリ行きの車内はそこそこ混んでいた。陸路での入国制限はなく、誰でも旅することができる。 ベルギ…

日本人の知らない爆売れカー

日本で韓国車なんていっても鼻で笑われるだけだと思うが、世界では実によく売れている。 しかも時代の先端をいく商品が人気を博しており、そこに韓国の強さを見たような気がする。 そうした現場を目撃したのは去年9月、ドイツの港にクルマを受け取りに行っ…

反ワクチン派が急に沈黙した驚きの理由

ひっじょおおおに興味深い記事だった。 イギリスの大手新聞ガーディアンが伝えたところでは、ネット上の反コロナワクチン活動が最近になって急に鳴りを潜めたという。 アメリカの疫学者で医師のデビッド・フィスマンは、新型コロナの感染防止策やワクチンの…

ペニーさん日本へ?

オフィスから家に向かう妻が目にしたのは、美しい夕空だった。 ふと別の方向を見上げると、ひときわ青い空と黄色い雲が。 そう、なんでもウクライナ国旗に見える今日このごろ。 わたしは心を痛めているだけだが、妻は仕事でこの問題に向き合っており、機密事…

ブリュッセル桜だより

まだまだ厚手の防寒着から卒業できない3月だが、春は着実に訪れつつある。 この投稿をInstagramで見る ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアした投稿 散歩中に「あれ?」と思ったのは、桜の木だった。いやサクラかどうか自信ないんだけど、そう勝手に断…

寝た子を起こしちゃった?

ウクライナ以外に今ヨーロッパで最もおびえているのはバルト三国かもしれない。 エストニア、ラトビア、リトアニアはもとソ連の一部で、長年の念願かなって独立を果たしたものの、ロシアとその同盟国ベラルーシに接するという地理的条件は変えようもなく、ウ…

カップ〇〇を劇的に美味しくしてみた

快晴の週末、午後おそくに出かけたら、いつもの市場が開かれている広場がえらいことになっていた。 テーブルを思い切り広げて先客万来、最近までコロナのせいで休業していたレストランもこぞって再開したもよう。 ここから地下鉄に乗って街へ出かけたんだが…

ペニーの「ごめんなしゃい」

最近ペニーさんは自己主張の度合いを強めている。 大好きな棒投げの最中に突如として飽きることがあり、そうなると棒をくわえてさっさと帰路につくようになった。 散歩を支配するのはアタシという自我の芽生え?こうなると飼い主というよりは単なる付き人ぽ…