Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

妙な遺伝子

ダッカから送った家財のなかからペーパーバッグがひとつ出てきた。 手提げひもがプラスチック製ではなく、雑多な木綿糸を撚(よ)りあわせたリサイクル品?にも見える。紙はざらついた触感で、引っ張りや濡れに弱そう。いかにもバングラデシュなたたずまい。…

うちの近所こんな感じ

クイズ。 下の写真にある生きものが8個体写っています(人間とハトをのぞく)。 さあ、なんでしょう?! ヒント:芝生が保護色。 答えは・・・ 緑色のインコが8羽。 実はブリュッセルというのは熱帯性気候でってのはもちろん冗談で、逃げ出したペットが野…

IKEAのカーペット、思わぬ誤算

家具などの配置がようやくかたまりつつあるなか(今ごろかい)、ペニーのための環境整備も進めている。 うちはすべての床が木製で、イヌにとって理想的な環境ではない。滑りやすい床上での活動は長いあいだに足腰の関節を傷めるリスクがあるという。 愛犬家…

8月のドイツその4 モンシャウの女将に売りまくられて

モンシャウを去るとき、村はずれで売られている名産品を見ていこうと思っていたが、そっちへ抜ける道路が交通止めになっており、泣く泣く村の反対側へ。 谷筋から森を縫うように駆け上がり、丘に出た。 あ、いまだにレンタカーに乗ってるわけだけど、買った…

AI、マジで人間にとって代わる

ペニーの尿路感染症はようやくおさまったが、今後のことを考えて慢性化をふせぐためクランベリーのサプリを飲ませようとアメリカから取り寄せたのは7月末のこと。 ところがいつまで待っても届かず、こういうときは地球の裏側(パラグアイとか)に飛ばされた…

8月のドイツその3 モンシャウどうせ泊まるならこんな宿

川沿いに素朴な家々が建ち並ぶモンシャウだから、できれば川を見下ろす部屋に泊まりたい。 そう考えた妻が選んだのは、ホーヒェム ホテル レストラン カフェ バー Horchem Hotel-Restaurant-Café-Bar という長ったらしい名前のところで、下の写真の右岸の建…

医務室に電話しなさい!

おとといの朝、喉がイガイガして咳が少し出た。 単なる風邪かもしれないがコロナの可能性も否定できない。 すぐに枕元に置いてあったパルスオキシメーターで計ったところ心肺機能は問題なさそうだった。 喉の炎症はその日のうちに収まった。妻にも同じことが…

8月のドイツその2 白壁と木組みの村モンシャウ

ベルギー国境ぎりぎりの街アーヘンから40~50分南下すると、同じく国境に接した村モンシャウに入る。 「入る」というのはこの場合リアルな表現で、モンシャウは深い森を下る長い坂道をどこまでも降りていくとたどり着く川沿いの村。 白壁と木組みの素朴…

背中、やっちまった

それはある雨の朝のことだった(実は今朝)。 ゴーカな朝メシをキメるため、ペニーの散歩を兼ねて二人で出かけた。 数分歩いて、路面電車の通る大きな交差点へ。 ここに贅沢パン屋の PAUL があり、ベルギーでは珍しく日曜でも営業している。 ありがたや、あ…

8月のドイツその1 アーヘン大聖堂は異世界への入り口

平城京(奈良)の終わりごろからある教会がほんとに古すぎて笑ってしまった。 ドイツのベルギー国境近くにあるアーヘンは、ローマ時代から温泉地として開かれた街だというが、ぱっと見たところ市内に温泉旅館はなかった(郊外にスゴイのがあるのだそう)。 …

すでに秋、ペニーの不安症は

ブリュッセルでは6月に最高気温が30度を超える暑い日々があり、こっちのひとたちは異常気象だといっていたけれど、わたしたちにとっては全然たいしたことなく、空気が乾いているせいで大過なく過ごすことができた。 思えばあれが今年の夏の盛りだった。 …

北フランス、リールの散歩

いきなりこんな写真を出すと・・・ どこのテーマパークやと言われそうなので、もちょっと広くすると・・・ 工事現場がリアルな街、リールというところへやってきた。 リールは北フランス、ベルギーとの国境地帯にあり、ブリュッセルから1時間半ほど。 この…

むずむずがやっと取れた

旅行のブログなんてちょちょっと写真ならべてテキトーに説明してりゃ済むんだろうなんて思ってませんか? 実はそのとおりなんだけど拙者はちょと違う。 調子にのって撮りまくった写真が多すぎて選ぶのタイヘン、明るさやサイズときどきモザイクなどの編集タ…

オランダでの戦利品

オランダを皮切りにフランス・ドイツとちょこまか動き回っているのだが、ブログの処理速度に問題があってなかなか消化できず、オランダで買ってきたもののまとめすら終わっていない。 家に持ち帰った戦利品を吟味しながらシミジミ思ったことがあったのだがそ…

うっかり給油しようもんなら

ガソリンをめぐるヒゲキを二度経験した。 最初はオランダからの帰路、デルフトを出発した直後にガソリンタンクがいい感じになっていたので、高速道路のサービスエリアで給油した。 レンタカーを借りて以来はじめての給油、すなわちヨーロッパへ来てはじめて…

ちょっとフランスへ

わんこの不安をとりのぞく魔法のジャケット、なんていったら一気に胡散臭くなるが、まあそのようなものがあったので試してみた。 サンダーシャツ Thundershirts という、サポーターのようにして胴体に巻きつけるもの。 胴体をいくぶんか締めることにより、不…

ペニーさん、召使い2号との距離

ペニーには面白いクセがあって、パソコンに向かっている妻の足元にもぐりこみ、チャンスを見つけてひょいと膝の上にのぼってくる。 なぜかオンライン会議中にこうなることが多いのは、妻が誰かとしゃべっていることに興味を覚えるからか。 ペニーは、わたし…

ペニーさん転落の危機 in デルフト

ライデン散歩を早々に切り上げ、また来ようね~とかいいながらデルフトの街をめざす。 デルフトはブリュッセルへの帰り道を30分ほど行ったところにある。 あとで少し触れるがオランダの由緒ある古都であり、今は観光で栄えている。 ここも運河がチャームポ…

せっかく港に着いたのに

クルマが来たと連絡あった。 事前には早くて8月上旬と聞かされていので、ここまでは上々の出来。 ただし「来た」といってもブリュッセル市内のディーラーとかではなく、車体はドイツの某港にある。 ここから先が問題だらけ。 普通は港からトラックで輸送し…

運河の街ライデン、ここが気に入った

ライデンの魅力についてはあらためてと言ったものの、午後遅く到着、翌日昼すぎには移動という瞬間滞在だったため、ちゃんと観光したわけじゃない。 なんで頑張らなかったのかというと、またいつでも来られるから。 オランダは小さな村をふくめてあちこち歩…

銀行残酷ものがたり

ベルギーというのは一癖ある国家のようで、国民を細かく縛ってくるところが日本に似ているかもしれない。 世界的にみれば異様なまでに厳格な日本の戸籍制度ほどではないが、ベルギーにはわりと細かい住民登録制度があり、ある住所に転入転出するひとたちが登…

ライデン、おすすめのホテル(およびちょっと得した件)

ライデンに来ている。 シーボルトハウスで展示中の絵に現代日本のポップカルチャーの源流を見た!と騒いだあと、現代ヨーロッパ絵画の根っこのような風景を目にした。 運河に浮かぶ蓮と空と雲。それらがさざ波によって融合するこの感じ、どこかで見たことあ…

シーボルトハウスで驚きの出会い

オランダのライデンへ来た。 この投稿をInstagramで見る ふたりづれ(@sumebamiyaco2019)がシェアした投稿 ビールばっか飲んでたわけじゃなく、ブンカテキな行為もした。 この街には幕末日本で活躍したシーボルト先生の旧宅「シーボルトハウス」があり、こ…

一路、オランダへ

朝10時、それじゃあ旅に出るべえとなって一泊ぶんの支度を済ませ、正午ころクルマで北に向かった。 ブリュッセル市内をちょろちょろ走っているぶんにはさほど気にならないが、こっちのドライバーは荒っぽい。 車線変更するとき、他車のすぐ目の前に入って…

イタリア人をイケイケにさせる方法

妻がイタリア人集団と食事したときの話題。 妻:東京オリンピック、男子100メートルの金メダルをはじめ、イタリアけっこう活躍してますね?! イ:そうなんだよー、盛り上がってるよー。 と、いい感じになりかけたところで、妻はもっと話題を伸ばす必要が…

プチぷよって知ってる?

午後、窓際のパソコンで作業中、開け放った窓からふと雨のにおいが入り込んできて、いつもより1時間早くペニーの散歩に出た。30分ほどで帰宅し、中へ入ろうとしたときパラパラと降りだした。 大正解! だがアレルギー性鼻炎もちのくせして本当に雨のにお…

そんなんでクビに?

わずか数ドルの通行料を払いそこねるとえらいことになりかねない・・・と書いたのは、以下のような事情による。 妻の勤務先では、入省後しばらくは仮採用のような身分で過ごし、そのあいだにマズイこと(性能低すぎな事実がバレる・不祥事を起こすなど)があ…

天下のノイハウスにアウトレットがあった

ブリュッセルの西の街はずれにチョコレートの一流ブランドとして知られるノイハウスのアウトレットがあると聞いてやってきたお上りさん。いやこの場合お下りさんか。 陶磁器や衣服のアウトレットなら多少の難あり品などが中心だろうけど、食品で難ありっての…

かなり不愉快

柔道、個人や男女混合のフランス戦を見ながら不愉快になる一方だった。 フランス柔道とは、どんな手を使ってもいいから勝つことなのだろう。 襟や袖を取られぬようバタバタと逃げ回るのは今どきの国際標準(日本選手はあまりやらない)としても、フランス選…