Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

いやその歯じゃねえし

去年の暮れにボルトをぶちこんだインプラント治療。あれから数ヶ月がたちボルトが骨としっかり癒着したところで、ボルトに歯を着せて完成となる。本日うきうき気分で歯医者までクルマを走らせ、とりゃあああと叫びながら診療台に飛び乗った(それはウソやな…

一縷の望み

10日前から始まったペニーさんの減量。獣医さんから言われた適正体重(7kg弱)まで500グラム落とすことが目標。 エサを10%カット、おやつは野菜増量、散歩はできるだけ長く、棒投げガウガウもペニーが飽きるまでたっぷり続けるようにしている。 そ…

そこは軍隊式で

妻はたびたび職場で微妙な気分になることがあるそうな。 彼女は目上のひとたちに丁寧な口をきく。既知の仲でファーストネームを使うよう求められた相手は別として、名前を呼びかけるとき Sir や Ma'am(Madam の略)を生真面目に使う。その習慣は前職の国防…

背徳のドバドバ

パスタを作って食べようとしていたら、「あっ、あれがあった!」と膝を叩いた妻が冷蔵庫から持って来たものがある。トリュフチーズである。 これを買ったのはオランダの風車村。木靴の工房のほかチーズ製造所も人気スポットで、伝統衣装のお姉さんが若いチー…

おっかない酒屋

最初にアメリカで暮らし始めてから15年目だというのに、知らないことがたくさんあって面白い。驚いたことに、アメリカではまだ禁酒法が生きている。さすがに飲酒は禁止されていないものの、あの時代のなごりとして酒の販売が規制されているのだ。 先日のノ…

爆発するから運べない

8月の引越しをひかえて、荷物の整理が始まった。入居する家はけっこう広いうえ、われわれの家財の量は高が知れているから、グワバッと持ち込めば済む話。ではあるのだが、アメリカの引越し業者は仕事が雑で、破損事故が多いため、大切な品々は自前で梱包し…

犬と歩けば〇〇を拾い

去年の秋、敷かれたばかりの芝生に「がんばって冬を越せ!」と激励の念を送ったところ、ちゃんと言うことを聞いて元気に育ってくれていた。 気温22度。清々しい空気を楽しみながら歩いていたら、道端に黒革の財布が落ちていた。うっしっしキャッシュはなん…

パリのタクシーにびっくり

昨春パリを訪ねたとき、タクシー車両の大半は日本車だった。それから1年が経ち、EV旋風が吹き荒れるヨーロッパ(2035年までにエンジン車の新車販売が禁止される)のこと、さすがに様子が変わっているだろうと思っていた。日本メーカーはEV開発で後れを…