Pennyと地球あっちこっち

日米カップルの国際転勤生活 ~ ただいまラオス

「ほんとのドバイ」ってなに?

ドバイへ来た目的は、2年間のダッカ勤務をがんばり抜いた妻(および彼女を支えたことになっているわたし)へのご褒美旅行。 目的地は空港から1時間ほどの距離にあり、地図で見ると砂漠のど真ん中。そんなところでどうやって過ごすのか、砂地のうえでキャン…

謎のエミレーツ航空ビジネスクラス

ダッカを発つのはいつも夜中の便で、朝というのは初めてだった。 早朝からカオスが絶好調な空港に着き、ビルに入るときの荷物検査でソニッケアの歯ブラシが怪しいといってスーツケースを開けられる波乱のスタートとなったが、その後は順調に進み、わたしたち…

Nさんの涙

ベアラー(家政婦)のNさんには、何回かに分けてモノを差し上げている。 洋服・アクセサリー・靴・雑貨・軽家具・文房具・食品など、いろんな理由で次の任地へは持っていかないもので、Nさんやその周辺のひとたちの役に立つものを引き取っていただく。 こ…

さよなら、野良犬たち

ダッカを去る日が近づくにつれ、路上のふとした風景が目に残りやすい。 野犬の姿がそのひとつ。 この子は、これまでどれだけの子犬を生んできたのかと思う体型をしており、見た目が変わらないオスとちがって逞しく生きていることがよく伝わってくる。 ただし…

なんか歓迎されてない感じの(笑)

睡眠不足だし翌朝も早いからと早々に寝床についたら、隣の工事現場で何かが始まった。 コンコン、カンカン、ガタガタという騒音が、静かな住宅街に響く。 ヤメテクレー。 誰かが文句を言いに行かないのか、うちから行くしかないのか、そういうときマンション…

マスクはたくさんしたほうがいいのか

イギリス・南アフリカやブラジルなどで次々に出現しているコロナウイルスの「変異種」は、感染力が高いといわれている。 感染力が高いってどういうこと? 医者じゃないから誤解しているかもしれないが、たとえば従来ウイルスが100個侵入してきたら免疫シ…

ちゃんと仕事をしてもらう鹿

バングラデシュ経済の金まわりにほんの僅かでも貢献し、同時に自分たちが楽しい思いをしましょうというまあまあな心掛けのイベントが行われた。 妻の同僚宅の庭に民芸品の作者を招いた即売会。 引越し荷物の発送にぎりぎり間に合うタイミング。なにかいいも…

そんなことココでやるんかい事件

海外引越しは客自身による梱包が原則として許されないと書いたが、実態は地域によってちがうようで、仕事のすべてがいい加減だったアメリカの業者は、事前の梱包を許容してくれた。 わたしたちは絶対に破損されたくないものを守りたかった。他方、業者は自分…